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★本日のメイン

福島11R
福島民友カップ
◎12.ブラゾンドゥリス
○9.モズライジン
▲2.キクノソル
△14.トラキチシャチョウ
△7.グレナディアーズ

前日の雨を引き継いで超高速のダートになると思いますが、ショウナンアポロンが最内で59kg、リッカルドとアジアエクスプレスが内で58kg。そしてその外にトミケンユークアイ、サトノプリンシパルらの暴走型逃げ馬が配置しました。そして捲り上等なモズライジンがその外。外枠の方にも、早め先頭でいい競馬をしてきた先行馬が多いですね。
リッカルドは2列目確保は容易かもしれませんが、これはさすがに展開と隊列が悪いと思います。内に押し込められ、大抵の差し馬より2kg重いと。
これはモズライジンの後ろから差す馬か、モズライジンが捲り不発で前が残る、どちらかに振るべき想定のレースだと思いますが、今回は外差しに注意したい場面です。
まず注目はブラゾンドゥリス。前回は見違える馬体で出てきたのですが、3コーナー過ぎになって2列目追走からおかしな手応えで下がり、直線も後方でウロウロ。確かに馬体は増えていましたが、そんな変な競馬になる出来ではなかったと思います。自分のリズムで競馬出来ず、窮屈になったのを嫌がったのかも知れません。
福島は未勝利時代とはいえ克服済み、ノボジャック産駒もこの距離は上手い方。今回は念願の外枠。チャンスはある馬だと思っています。
そして当然モズライジン、昨年も捲り展開の恩恵にあずかったキクノソルを評価。トラキチシャチョウも、変な距離ばかり使われてきてて見直しどき。目野厩舎は福島ダート1700mにバッチリ合う馬しか遠征させないので。

東京11R
霜月S
◎14.ラストダンサー
◎5.タールタン
△6.タイセイファントム
△7.マルカフリート

土曜の超高速ダートを引き継ぐはず。レコード近い決着になってもおかしくありません。
となれば、前回1分22秒2と言うとてつもない時計で勝っただけでなく、後続を0.5秒離してかつ離れ業を演じたラストダンサーと、現レコードと同タイムを持っているタールタンしか考えられません。
超高速馬場の記録は高齢馬が持っていて当然なので、押さえるならここかと。この水準の時計で新味を見せそうな馬が、果たしているのかどうか?

京都11R
マイルCS
◎15.ネオリアリズム
◎5.ヤングマンパワー
▲17.ガリバルディ
△10.マジックタイム
△7.フィエロ

サンデーの孫だらけで高齢馬も多数、ほぼ皆中団より後ろで折り合って瞬発力を発揮して勝った経験あり。馬自身の持ち味を発揮して勝とうと思うなら、確かにみな無理して序盤に脚を使わない戦法になっていくんでしょう。
今回のメンバーは確かにG1格を持つ馬がおらず、直近の最高パフォーマンスもマイルならG3レベルか、別の距離ならG2級の馬しかいません。それでフルゲート。
今年のマイルCSは、大半の馬が自分の競馬ができない中で、唯一スンナリ運べた馬。あるいは、全馬が想定していないレース展開でありながら、自分の脚を使い切れない流れでも底力を発揮しつつ凌ぎ合いで勝つ馬。どちらかになるでしょう。うーん、後者の馬なんているんですかね?大半が他馬の不利待ち事故待ちの競馬しかしなさそうで、やっぱり展開読みが1番重要なポイントになりそうですが。

比較的圧が少なく、楽な流れで反応の良さ勝負なら、所詮はG3並みのレース展開だったということ。それならヤングマンパワー。底力勝負になってスタミナまで問われるレベルになるなら、今年に入ってからの上がり目が大きく、自身の格が上がっていて大変身している可能性を見込んでネオリアリズムとします。
ヤングマンパワーは頭が高い走法ですし、決して圧勝するタイプではないものの、ダイワメジャーよろしく古馬になって競馬の形をモノにし、軽い流れで立ち回りの良さをアドバンテージにサンデー系の馬の脚を掬う出し抜けを決められます。絶好調のまま臨めたことが1番のアドバンテージ。
ネオリアリズムは、札幌記念で負かした相手がかなりレベル高く、2着3着ともにすぐ次のG1で通用しましたね。これは充実したか何か掴んだかでないと無理で、フロックじゃできないだろうという考え。
ディープインパクトの仔は、この条件への適性は確かに高いんです。しかしあくまで、弾け方にこだわって競馬する馬ばかりで、展開を動かしに行くタイプはいません。こういうのも、スローになりがちな原因とも言えそうです。






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