ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

福島11R
福島放送賞
◎14.ラテールプロミーズ
○15.インザバブル
▲12.メイプルレインボー
注1.クールオープニング

関西からの遠征馬も少なく、イキが良いのは前走500万下を勝ってきたばかりの馬のみで、あまりレベルは高くありません。毎年のことですけど。
1000万で欲しい指数、IDM60台に足りる馬がいないのです。メイプルレインボーの前走も、レースとしてはそこまでいい内容ではありません。オールブラックスが京都10Rで大きく負けるようなら、眉唾で考えたい場面ですね。となれば、ちゃんとした1000万級の可能性がある馬がどこかにいないか、一歩引いて考えてみたいところ。
そう考えると、外のラテールプロミーズはどうでしょうか。3歳オープンクラスでやられはしましたが、まだこのクラスで格下とはいえません。レパードSは最下位とブービーの馬が1000万に戻ってすぐ通用したほど。500万下に毛が生えた程度のメンバーなら、すぐ足りてもおかしくないでしょう。菱田騎手は相変わらず騎乗ぶりに精彩を欠きますが、外枠でサッと流す競馬なら対応できるはず。
インザバブルもそう。伏竜S4着なんて、後から考えれば相当レベルの高い内容なんです。前回最内枠でめちゃくちゃな競馬になりましたが、立て直しもあり相性の悪い大野騎手から替え、大外枠を引けたのなら条件は大幅に好転します。
あと、クールオープニングの母ファレノプシスは、高いスピードを伝えることはできませんでしたが、ダートでも潰しが効く馬が多いです。足抜き良い馬場で変わり身を見せる可能性がないかと。

東京11R
武蔵野S
◎8.ゴールドドリーム
○9.モーニン
△3.カフジテイク
△10.ドリームキラリ
△11.タガノトネール

金曜日の雨がかなり長く続いたようで、金曜夜半の時点で東京ダートは不良馬場発表。土曜日は晴れますが、乾くことはおそらくないでしょう。水が浸みた超高速馬場になるのが濃厚、1分34秒台がありえてもおかしくありません。
長らく東京マイル経験のない馬や、東京1400mで好走した履歴のない典型中距離馬は、結構厳しいことになるはず。ローテーションはどうであれ、東京コースの履歴が強烈な馬、単純な記録が優秀な馬から考えたいところ。
3歳で古馬と初合流となるゴールドドリームは、それほど中距離がいいタイプでない反面、足抜きの良い東京ダートマイルでかなり良い記録があります。上位好走馬がみんな出世した、ヒヤシンスSの1分35秒4は相当優秀な方。ついこないだ古馬相手に好走したグレンツェンドをこの舞台で千切っている馬ですから。これにチャンピオンズカップでおそらく乗り替わりとなるだろうデムーロ騎手が騎乗するんですから、陣営の勝負気配はかなりのものがあると見ます。
モーニンは59kgでも当然抑えるべき。
その他、超G3級とはなれなくても、スピード馬場で前付けできるか、図抜けて末脚がいい馬を押さえておくこと。ドリームキラリのように、テンと上がり優秀な逃げ馬は、大幅に時計を詰めてもいいと感じています。

京都11R
デイリー杯2歳S
◎6.ジューヌエコール
○1.タイセイスターリー
△2.リナーテ
△7.ディーパワンサ

近走を全く見ていない馬ばかりで、レースをかなりちゃんと分析しても結局人気馬にやたらと走られる。そのため、あまりレースのツボらしきものがぼやけてしまっています。
その理由は、2歳のオープンや重賞を乱発した結果、メンバーがやたら割れるからでしょう。世代全体を見渡せばそれなりでも、各レースに良い馬がバラけてしまうので、今回一つのレースを予想する立ち位置から見ると、出走する馬の能力や完成度に開きがありすぎるため。なので、人気の馬が怪しさがあっても大崩れしません。
真っ当な臨戦過程を踏んでいて、調教の動きも申し分ないジューヌエコールは、多分大崩れしないはず。追い切りが悪くてもモノの差で逆転できる素質馬は、現場で見ていないので何とも言えません。
リナーテは、多少甘くても高いレベルのレースで動けそうな気配を感じるんですが…。でも人気で拾い上げられてしまうんでしょう、このメンバー構成だと。

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