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★本日のメイン

福島11R
みちのくS
◎7.ゴールドペガサス
○10.ハッシュ
▲14.フルールシチー
注1.ダノンルージュ
△12.クードラパン

土曜メインの芝1200m1000万下で1分8秒2で接戦。このクラスなら1分7秒8ぐらいでしょうか。
しかし今回のメンバーは、土曜メインとどっこいどっこいの持ち時計しかない馬ばかりで、近走もトロい馬場での勝負で負けている馬ばかり。すごく速い馬場での上積み、上がり目が感じられません。同じくチョイスが難しく、休み明けの仕上がり勝負ということになるんでしょうか。
であれば、昨年同レースを制しているゴールドペガサスが連覇もあるでしょう。とにかくこの条件得意で一応の記録もあり、夏場は一切勝負せずここというローテーションがいいです。昨年と同じコンビ、追い切りも好時計連発。
そしてハッシュも箱が小さい体つきで馬力があり、福島は合うタイプ。こちらは夏場の勢いを夏場の出来をキープできるかでしょう。
フルールシチーは、夏負けで直前除外となりましたが、ダメージが尾を引かず追い切りもかなり動いています。仕上がりが間に合えばチャンスがあってもいいのでは。
あとは、マイルでも芝1200mでも好時計好走がある、ダノンルージュが転厩して馬体良化がないものか…というところ。

東京11R
アルゼンチン共和国杯
◎5.アルバート
▲8.フェイムゲーム
△13.ヴォルシェーブ
△11.シュヴァルグラン
△14.フェスティヴイェル

あまりレース施行数が少ない2500mと言う距離でハンデ戦であるにも関わらず、もうずっと堅い決着が続いているレース。最近はホント、走る馬に世間が簡単に追いついてしまっています。それだけ、今のハンデのつけ方では差を埋められなくなるぐらいに、走るは知らない馬の差がハッキリ出ていて混戦ではなくなっているということでしょう。なぜならジャパンカップステップ、G1で足りてもいい・G2複数回優勝可能という馬が出てくるから。
このハンデなら展開次第で逆転もあるのでは?という考えは捨てて、この後にジャパンカップや有馬記念を展望できるG2超級の有力馬を、まともに評価すべき時代だということかも。ノーザンFの有力馬がここまで大挙して出走するというのは、そういう性質のレースになり替わってるということなので。
脚部不安明けですが、あまり不安材料が陣営から聞こえてこないアルバートを信じたいです。以前からここからスタートだと決めていてちゃんと間に合わせています。これはシュヴァルグランとは違うところ。馬力がいるコースの2500mはベターな条件で、追い切りも全く問題ありませんでした。
格で考えればシュヴァルグランですが、追い切りが明らかにおかしかったので、去勢の影響がなければフェイムゲームを評価。当日馬体重の大幅減がないどころか、増えていたら理想。これは当日に取捨できるはず。

京都11R
みやこS
◎11.アスカノロマン
○2.メイショウヒコボシ
▲4.カゼノコ
▲1.ラニ
△9.アポロケンタッキー

チャンピオンズカップの前哨戦となるみやこSですが、それ以前もジャパンカップダートの前哨戦として機能していましたし、この時期に移り重賞に昇格した後は、非常にレベルの高いメンバーが出揃ったのは間違いありません。今年も重賞勝ちで背負う立場にある馬が多いですね。
2010年からずっと、今年のダート1800mで1番速いタイムが記録される超スピード勝負が続いてきましたし、全く緩みのないレースばかりでした。雨の助けを全く借りずに1分49秒、時には48秒台が出るレースです。
まずまともに走破力がある馬同士で競い、さらに後一歩の叩き合いで道中の有利不利が響くと言うレベルですから、有利ローテーションが存在せず連覇も難しいレース。そして何より最重要したいのは枠順です。生涯最速の記録を出してやっと勝ち負けの馬であれば、ワンミスすれば圏外。馬群の外を回っている場合ではなく、道中ロスしていてはいけません。人気薄激走は全て内枠から。青帽4枠から外で連対できるのは、たまたま時計が遅い方だった決着の時か、1〜2人気の先行馬(2番手追走以内)のみです。逆に言えば、能力差を埋める材料が内枠しかないレースだと考えるべき。
今回のメンバーでのポイントは、モンドクラッセが世間のイメージ以上に走破力がないこと、3歳馬の実力が古馬勢にあまり追いついていないことでしょう。モンドクラッセはこれぐらいのクラスに入るとどうしてもコーナーカーブでペースを上げられませんし、スタートの難点が何か出てしまうのでしょう。毎回アスカノロマンにやられていますから。
3枠3歳2頭は、49秒台走破ができるような追い切りの動きに見えませんでした。それにどちらも、一旦どこかで脚を溜めて追走したいタイプ。斤量も厳しいですし、今回は展開に面食らって終了の図が浮かびます。あまりにタフな展開を経験してきたラニだけは、出遅れも改善しましたし馬込み克服の可能性ありと見て押さえますが、古馬の方が優勢だとは考えています。
要注意はメイショウヒコボシとカゼノコのはず。カゼノコは右回りが圧倒的に良いタイプですし、本来は1800mでも追走ができます。昨年の時計で走れる差し馬は全国探してもそうそういません。今年も同じ枠で、ピッタリロスなく回れれば。メイショウヒコボシは、前回はかなり充実した姿であるように感じました。体格に恵まれていながらスピードがあり、前回勝てたことで馬が変われば、と願っています。






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