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【中山9R】サフラン賞
◎11.アエロリット
○12.アンバーミニー
▲6.トーホウアイレス
△9.ペイドメルヴェイユ
△10.アピールバイオ

 まだ馬体の作りには幼さが残っていたアエロリットだが、走りはセンスあるものだった。スピードもパワーもあり、ここでも期待できる。アンバーミニーの初戦のレース内容は随所に幼さを見せるものだったが、それでも完勝。そういった気性面の不安はあるものの、このメンバーなら勝負になっていいだろう。土曜の傾向からパワー要素を取り入れると、トーホウアイレス、ペイドメルヴェイユは拾えそう。新潟2歳Sでは上がり不足のような形になったアピールバイオも今回の条件なら。


【中山11R】スプリンターズS
◎1.ビッグアーサー
○12.レッツゴードンキ
▲5.シュウジ
△4.ソルヴェイグ
△15.ミッキーアイル

 出てくるのが1年遅い、というのが正直な感想だが、マイル路線にモーリスという本格派が出て来たのと同じように、短距離路線にもロードカナロア以来の本格派が現れた。それがビッグアーサー。去年出てても勝っていたと思うが、実績も積み上げ、順調さもありと、死角はほとんどないと思う。

 相手に指名したいのはレッツゴードンキ。2歳時には札幌2歳Sで好走したりもしたが、徐々に気性難が顕在化。短距離に活路を見出した。高松宮記念は初1200mだっただけに仕方がないし、外伸び馬場で内に突っ込まざるを得なかった上に前が壁になってサッパリ追えていなかった。北海道の2戦は3歳馬に負けたが、斤量差もあったし、今の脚質なら坂があった方が良いと思う。平坦のキレ味で勝負するタイプではない。

 3歳馬は苦戦傾向だが、このメンバーなら3歳馬にも興味が出る。シュウジは北海道では2着続きだったが、このコースでなら逆転は可能。ソルヴェイグも前走は出負けで流れに乗り損ねた面があり、見直しとしたい。この2頭に勝っているブランボヌールだが、必ずしも北海道のみ得意馬という訳でもないのだろう。NHKマイルCでは同じようなポジションからシュウジには先着している。しかし、そこはスプリンターズSという舞台。前走20kg増えているのは好材料だが、それでもまだ小さい。ディープ産駒が1200mのGTを勝つことはないと思っている。そこはミッキーアイルも同じ。ブランボヌールは母ルシュクルの影響が強く、短距離体型には出ているが、ミッキーアイルの本質はマイラー。ミッキーアイルはローテも疑問。





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