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函館6日目11R 函館2歳S(G3)

 函館デビュー馬の中で、最もインパクトを与えた勝利を収めたモンドキャンノ。抜け出すとソラを使うタイプで、追い出しを我慢しながらゴール手前でドゥモワゼルを交わしたが、抜け出した直後に戸崎騎手が気を抜かせず、しっかりとゴールまで駆けていたことがさらに評価を高めた。直前の追い切りでは、ほぼ追うところなく好反応を見せ、中4週でも前走以上の状態に映る。ここは相手探しの1戦と見る。

 ホッカイドウ競馬勢は、バンドオンザランに妙味あり。芝をこなせる可能性のある軽い走りを見せるタイプ。2走前のウィナーズch1で敗れたのは、道悪での前残り馬場だったことと敗因がはっきりしている。今年の栄冠賞は、前半3F34秒4の超ハイペースだったことから、初芝の不利はあってもスピードではヒケを取らない。

◎モンドキャンノ
○ロイヤルメジャー
▲バンドオンザラン
注ドゥモワゼル
△レヴァンテライオン
△バリンジャー
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<明日の狙い馬>
函館3R ピエナクルーズ
 2着3回を含め、最低着順が2度の6着ほとんど掲示板に載る堅実振り。未勝利戦がタイムリミットになってきた中、ソロソロ順番が巡ってきた。外枠でレースはしやすく、今度は決める。アッテンツィオーネが最大のライバルだが、初出走のミステリーハンターは、ファンタストクラブで乗り込んできた。まだ立派な体つきながら、素質の高さでいきなり好勝負は可能。

函館5R コパノベスト
 新種牡馬が大活躍中のここまでの2歳戦。キングズベストは、中央で新馬勝ち1頭、ホッカイドウ競馬で平場未勝利勝ちを送り出している。先週の函館での新馬で、ボナパルトが2着と健闘したが、多少時計の掛かる芝は合っている。このレースに向けて調整が進み、週を追う毎に反応が良くなった。好メンバーは揃ったが、素質でヒケを取らない。

函館12R トウショウピスト
 降級後、2戦目で勝利を収めて再び1000万に上がってきた。元々、現級で好走してきた実力馬で、外枠からスムーズにレースを運べる点も好材料。函館リーディングが懸かる池添騎手に手が戻り、勝利へと導く。




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