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★本日のメイン

函館11R
五稜郭S
◎4.レッドソロモン
▲7.ミエノワンダー
△9.ヤマイチパートナー

毎年そうなんですが、常に人気馬が怪しく、展開もひと悶着どころか二転三転して、昨年のような超大荒れが出るような名物レース。
本州の競馬場で出した内容通りに、人気馬がここ函館でも力を出してくれれば、本当は何ら問題がないはずなんです。毎年「この馬ぐらいしか、この2頭しかいないだろう」と言うメンバー構成になりやすいレースなんです。
それが函館に来たとたん体調が思わしくなくなり、前走で見せてくれた力を半分も出さない…。函館での調整が合わないか、洋芝適性がないかでコケまくってるのが実情。
メンバーを比較して直前輸送で函館まで来た結果、当日グダグダになっている…のような例にハマらないように気を付けたいところ。
サクラボールドも、このレースを2年続けて好走して函館芝の連対率100%を引っ提げて人気した昨年、まるで仕上がっておらず人気を集めてコケた経緯があります。もう今年は9歳、例年通り動けなくなる警戒も必要です。

レッドソロモンは、下鴨Sの時にビシッと体を絞って470kg台にまで下げてきて勝ち切った馬なので、調整が変わって反動出るのが心配でしたが…。メンバーで調教内容を比較すると、一番まとも。
能力や近況からは当然この馬、陣営に慢心なければ、というところだけ。まずは素直にここから入るべきでしょうか。
他に函館入りしてから半月ほどあり、追い切り指数もまともなのはミエノワンダー。これも調教内容比較で、と言う評価。
その他は仕上がり指数30台なんて馬が人気しているムードですし、仕方なしに近況だけ評価して…という馬が多い様子。仕上がり指数は55以下なら能力2割減と思っていい指標ですし、パフォーマンスをアテにしない方がいいと思います。

中京11R
白川郷S
◎5.マノワール
○11.キングノヨアケ
▲12.ポイントブランク
注6.ピオネロ
△8.スマートボムシェル
△9.ミツバ

中京は金曜から土曜昼にかけて雨が降るそうで、水が浮くか締まったダートになるかはまず間違いなさそう。
しかも今回のメンバーを見渡すと、真っ当な先行馬が不在と言っていいメンバー。先行脚質と想定できる馬が4頭もいないはず。
この馬場なら絶対に有利はあるはずなので、その先行3頭はみな重い印をつけます。

その中で注目は、今回休み明け(喉手術明け)で調教A評価が付いているマノワール。
1000万勝ち〜準オープン2着(勝ち馬がメイケイペガスター)の所までは、ハイラップを自力で追いかけて行ってしっかり上がりをまとめる、非常に優秀な内容だったのですが、昨年秋に急に不振に。
その頃は、追い切りもまともに動いておらず、パドックの動きも小さくなっていて、明らかに不調をかこっていました。その後、喉不安が発覚して半年休養→今回追い切り上昇と言う流れ。上がりもしっかりまとめています。これは中身が戻っているんじゃないの??ということです。
デムーロ騎手が復調してきてるので、穴人気はすると思いますが、実際ポジティブになれる材料は多いので。
キングノヨアケは、武豊騎手じゃないと結構期待値は落ちます。張り切って主張するにしても、ただ単に速い流れで飛ばすだけ、と言うオチになる可能性も…。
ただそれでも、1分48秒台走破はかなり重たい記録。今回は評価すべき場面でしょう。
ポイントブランクは、脚元を気にして数を使えず、しかし550kg近い巨体ということで、いかにも叩き後が良さそうに見えるタイプですが、気性がいいのか余裕残しでも走れます。
1700mで1分42秒台の超高速決着実績があるので、こういう馬場になるのはむしろ歓迎かと。
ピオネロは今回初ダートですが、兄姉全てダートで走っている馬ですし、芝でのパフォーマンスが全然安定しません。ダートで一変する可能性も十分ありそうですね。

福島11R
阿武隈S
◎12.クラウンレガーロ
○2.フェルメッツァ
△11.ケイアイチョウサン
△4.タブレットピーシー
△1.シャドウパーティー

日吉厩舎から天間厩舎に替わってもどうやらパフォーマンスは落ちず、得意の夏場にはきちんと巻き返してくるクラウンレガーロに期待。
新潟のような瞬発力勝負に特化したコースは苦手ですし、直前で雨に見舞われるならなお良し。重賞で2着したのも夏場、久々の2勝目を挙げたのも夏。直前の美浦坂路のタイムも、上がりがしっかりしていて水曜美浦坂路の5位タイと、なかなかいいものでした。
展開もおそらく向くはず。昨年は15頭立てでハイラップになったので、追い込み馬同士の決着になりましたが、そもそも開幕2週目の1800mです。12頭立てでまともな先行馬はおそらく放置、先週絶好調だった戸崎騎手は確実にマークが重めでしょうし、フェルメッツァとケイアイチョウサンはお互いを見ながらの競馬になるでしょう。
能力は間違いなくあるので、天間厩舎が意識を高く保ってここでのやる気にあれば。

フェルメッツァにケイアイチョウサンは能力+コース適性ともに確かで、サクラアンプルールも能力は足りるはずなんです。
しかし展開一つで結果が大きく変わってしまうぐらい、今の福島のトラックバイアスは強烈。
復調気配にありそうなタブレットピーシーのポジションにも注意したいところです。







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