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★本日のメイン

福島11R
福島牝馬S
◎16.シャルール
○1.ディープジュエリー
▲8.マコトプリジャール
△6.オツウ

出走メンバーもそれほど変わりがなく、適性が似通ってるために、伝統的に中山牝馬S好走馬が強いレース。
ですがさすがに今年は微妙じゃないかと感じています。愛知杯が1月に移動し、京都牝馬Sを経て中山牝馬Sに律儀に連戦してきた馬も多く、ちょっとこれは間隔が詰まり過ぎですね。
中山牝馬Sは、パドックで並べてみても上がり目を全く感じられない馬ばかりで、愛知杯好走馬も痩せて厳しい体つきでした。アースライズもリーサルウェポンも、あの着順で仕方ない出来だったと思います。
大敗続きだった7歳馬メイショウスザンナの逆転は、中山コース適性も多少はあるにせよ、イキイキしてた馬がしぼんでどの馬も落ち目だった分、相対的に消耗していない強みがあったんだろうと考えています。

であれば、やはりこの「古馬牝馬限定重賞・死のローテ」を避けてきた馬でしょう。逆転の目がある、ではなく中心視するぐらいの勢いで。
過去の福島牝馬Sならばシャルールの「条件戦上がり」の馬はマイナスと見るべきですが、今年のメンバーなら充実ぶりを評価します。
本来は飛節が結構硬く、東京や京都の軽い上がり勝負ではあまり推したくないタイプなのですが、クラス差や時計不足をものともせず連勝してきたのは、ひとえに大きく馬が変わった証明でしょう。
中山牝馬S組はメイショウスザンナが「体に痛いところがなく疲労がない」だけで反応の良さで制してしまうメンバーなので、力出せない条件→まともに進まない馬場と走れないレースを2つ続けたディープジュエリーでも巻き返しできそう。
また、愛知杯の展開激化要因となったオツウ、マコトブリジャールは、連戦を避けてレースを消化してません。この条件での巻き返しは、十分考えられるのではないかと。

京都11R
彦根S
◎5.オウノミチ
▲10.シゲルチャグチャグ
△8.アドマイヤイナズマ
△15.ホスト

これまで3回京都の後半、5月にあったレースが、開幕週に移動したようです。昨年の彦根Sは参考にならないと考えます。
本来この時期は、相当に時計の速い馬場で、こんなあからさまにトラックバイアスが強烈だと思えるレースは置かれてません。準オープンの芝はマイルばかり、1000万クラスでも外回りの1400mなど。開幕週であっても差しが届くだろうレースが主でした。
1分7秒前半もありそうな状況ですし、ちょっとこの番組変更はいかがなものかと思います。

スナッチマインドは、仕掛けが速い結果となった前回のレースぶりで人気をさらいますが、本質的にはやっぱり1400mの馬ですし、時計勝負での実績が足りません。
プレイズエターナルもアットウィルも、時計勝負に対応できないまま高齢になってしまっています。
注目は単純に時計勝負の馬場を勝ってきた逃げ馬候補。枠が内に入ったという分でオウノミチを評価します。が、前回の淀屋橋Sは、レース内容がかなり良いと思います。
前回のように行きっぷり良く行けば、小倉のように残せる・止まらない状況のはず。
シゲルチャグチャグも、前走は明らかに条件有利だったと言えますが、一応今回も行ききれば止まらない馬場です。
後肢に伸びがあるタイプですし、転厩がプラスになった可能性もあるでしょう。やや重目の印が必要だと思います。

乗り替わりで馬のツボが良くわかってなさそうなのに、武豊騎手や川田騎手が直前でガンガン人気する状況ならば、人気の甘い馬同士の行った行ったを考えましょう。

東京11R
鎌倉S
◎11.ロードフォワード
○6.メイショウカノン
△8.サングラス
△1.コスタアレグレ
△13.エイシンバッケン

メトロポリタンSが6頭立てだったため、準メインのこの鎌倉Sと入れ替え。
しかしこの時期の準オープンダートは、もうさすがに煮詰まったメンバーでして、当日の出来の差でいくらでも変わります。
季節が替わって上向いてきた、あるいは体が見違えてきた馬が、厳密な能力比較をして地力上位と思われた馬を交わすのでしょう。
過去のこのレースも、前走大敗していた馬の巻き返しや、人気薄のクビ差勝ちがやたら多いですね。
あまり常識にとらわれず、もっと自由な発想が必要になる場面だろうと考えているところです。

面白いのでは、と思っているのはロードフォワード。
どの条件が得意なのか、正直よくわからないローテーションを歩んでいる馬ですが、5走前の西湖特別勝ちがなかなか見所のある内容。
そして、昇級してからの4走は、結構骨っぽい相手とばかり戦っていて、合わない条件の高レベルレースばかり経てきたフシがあるんです。
また、年末年始は馬体重もやたらと変動しています。レースごとにパドックでの馬体が違うように見えますし、妙に冬場良くない、というのもあるのかもしれません。
今回は距離が短縮される以上に、「相手が弱化する」効果があるかも知れません。450kg台の馬体で出られれば、良い所があるのではないかと。

レースぶりならサングラスが筆頭候補なのですが、上がり最速を連発するキャラではない馬が、ダートで急に上がり35秒1以上を出した場合は、意外に二番が効きません。
追い切り過程を見る限りでは、反動なんて全くなさそうなんですが、激走と大敗を繰り返す性質だったサングラスが、ここでもタフに走れるのかと思うと?です。
アールプロセスはそもそもそんなに強くないと思っていますし、騎手で人気するなら別の馬を。
ベックは54kgと軽かったのに、前走のような負け方をするなら今回不安だらけでしょう。






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