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明日は競馬が始まる頃から雨模様。それも結構降りそうな予報です。だんだん馬場が悪くなって重馬場へ、という競馬になると思います。たたでさえカオスな福島なので、まともな勝負は中山・阪神で、ということですな。
【福島11R】

多分、この頃にはかなり時計の掛かる状況の重馬場になっているはず。スタミナがあって道悪も動けて、となるとララエクラテールを狙ってみたい。420s程度の細身の馬体で時計の掛かる消耗戦は向いてるはず。これだけ軽いならおそらく道悪も得意のはずだ。イメージガールもここのところ上がり勝負ばかりやって負けているが、勝ったのは福島の2000m。ハンデ52sだったがこの条件でも0.1秒差の5着があるスタミナ馬。こちらも非力な馬で道悪は上手そう。メイショウブシンは4歳時に勝っているレースで昨年は2着。年齢落ちが無ければ、だろう。

◎ララエクラテール
▲イメージガール
注メイショウブシン
注ラルプデュエズ
注ブレストウィック


【中山11R 皐月賞】

過去20年を振り返ってみても、今年ほど馬が揃った年は無かったと思う。いわゆる3強と言われる構図だが、その次のグループの馬たちも興味深い馬は多い。

個人的な興味はサトノダイヤモンドが弥生賞の2頭に対してどんな勝ち方をするか?に尽きる。馬なりで好位を進める馬なので折り合いに不安は無いし、動きたい時に動ける馬なので馬群で包まれるような競馬をしない限りは力を発揮できるはず。ここ3戦を見る限りはまだ全力を出し切ったことがない勝ちっぷり。パワーのある馬なので中山の急坂も問題にしないだろう。ここまでの臨戦過程が不安という声もあるが、ようは強ければいいのだ。速い時計で決着した時に負けたとすれば、それは臨戦過程の問題ではなく現時点ではそこまでの馬だったということ。

リオンディーズは弥生賞で仕上がってしまった結果、壁を作れず掛かってしまった。最後捕まったのはその分だと思う。今回も外枠なので壁を作れるかどうか?というのが不安材料かもしれないし、あるいは馬群で競馬を差せた結果、捌くのに手間取る可能性もある。折り合いさえつけば強いのは分かっているが課題もあると思っている。

マカヒキは前走で素晴らしい脚を使ったように瞬発力ならこの馬が一番だと思う。ただ今回はフルゲート。ペースが速くなってくれれば自慢の差し脚は活きるのだがスローの場合、大外を回る競馬をしてしまうと同じ脚は使えない。テン乗りの川田がどう乗るのか?判断が難しい局面だと思う。

エアスピネルはここ2戦がいずれも完敗。ただ前走の鞍上が「負けた感じがしない」というように、折り合って最後も脚を使っていて完璧な競馬が出来ている。馬としての能力が劣っているので今回も負ける可能性は高いと思うが、上位人気馬の自滅もあるので何頭に負けるのか?は決まっていないはずだ。

他ではスプリングSを勝ったマウントロブソンが2000m向きの馬で、この枠で好位馬群から抜け出す形ができれば面白い。若葉Sでマッチレースを演じたアドマイヤダイオウ、ナムラシングンもなかなか良さそうな馬で、まだ伸びシロを見せられそうな馬だと思う。


◎サトノダイヤモンド
○リオンディーズ
▲マカヒキ
注エアスピネル
注マウントロブソン
注アドマイヤダイオウ
注ナムラシングン





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