前日情報へ戻る



★本日のメイン

阪神11R
コーラルS
◎4.サトノプリンシパル
○7.グレイスフルリープ
△5.サクラエール
△13.ブライトライン

例年、1分22秒台+上がり36秒台半ばの速い上がりでまとめる、レベルの高い競馬が行われているレース。
毎年レースが終われば、重賞帰りの馬のレベルの高さを実感してますね。また、展開がおおよそ作用せず、個々の馬同士の走破力勝負となるので、人気馬が崩れません。
グレイスフルリープはこれまで1分22秒台を重馬場で1度記録しただけしかなく、1分23秒ちょいであれば勝ちきれて、その水準のタイムなら安定しているというタイプ。
展開の上での目標をこのグレイスフルリープに据えて、速い記録で押し勝つような資質を持つ馬こそが、逆転の一番手候補でしょう。

そういう高いハードルを決めつければ、その候補は根岸Sで1秒も垂れたレッドファルクスや、毎回上がりが掛かるノボバカラではないな、と気づけます。ゲートがどんどん不安定になってきてるサクラエールも違うかもしれません。
本当に良かった時の記録を比べるなら、サトノプリンシパルのパフォーマンスが一番高いと思います。
全身が柔らかく筋力が素晴らしい馬で、ちょっとバランス悪いものが上手くかみ合えば、2014年のオータムリーフSぐらいは走れます。このパフォーマンスがあったから、その後の重賞でもしばらく人気が尾を引いたぐらいですからね。
この馬がバシッと走れる状態ではないなら、グレイスフルリープを脅かす馬はおそらくいないでしょうし、1分35秒ほどの凡戦オープンで終わりそうです。

中山11R
船橋S
◎11.クリスマス
○10.アドマイヤイナズマ
▲12.サザナミ
△4.ユキノアイオロス

船橋Sは、ここ数年はマーチSや高松宮記念の次の週にあるので、いつも仮柵がAからBコースに切り替わるタイミング。
当日キツイ雨が降りさえしなければ、荒れた内目が上手く隠れて大抵速い馬場になりがちで、このクラスの馬であれば1分7秒後半から8秒台が出ます。
プレイズエターナルやアドマイヤゴッドが怪しいと思えるのは、時計の掛かる外伸び馬場で好走した内容で人気していること。
ここは仕上げ下手な厩舎が不安ですが、真っ当なスプリンターであるクリスマスの安定感を取ります。

そして準オープンで頭打ち時期がある馬ばかりなので、今回前有利の馬場だと意識しつつ前走のレースぶりを見直してみると、気になるのはアドマイヤイナズマ。
海外遠征してから完全におかしくなってしまったのか、スランプがずっと続いていますが、前走は初めてのブリンカー装着。これが効果あったのか、スタート若干態勢悪い所からほぼ押さずにサッとハナへ行くスピードを見せました。
もちろんレース展開は、途中緩んで息が入る流れだったので、前で残せるのはある程度当たり前と思いますが、スピードの良さを示し、前向きさが戻ってきたようには見えます。
体が増えて筋力が戻ったこと、ブリンカーが効いてること、栗東坂路でも最近出したことのない時計が出てること。そして、今回は先行馬不在のメンバー。1200m挑戦は初めてなんですが、案外不利ばかりとは思えず、なかなかいい材料が揃っているのでは。
サザナミも前回特殊鉄にして結果が出ず放牧。堀厩舎はこういう場合、ほぼ脚元は改善してきます。厩舎もシュタルケ騎手を評価してるような気もしますし、立ち直ってきたタイミングで狙いたいですね。






前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||