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★本日のメイン

中京11R
中日新聞杯
◎18.クルーガー
○4.バウンスシャッセ
▲5.サトノノブレス
注16.ヤマニンボワラクテ
△6.アングライフェン
△11.ケツァルテナンゴ

開幕週の絶好馬場で行われて、まずまず良い時計で決着しますし、この先活躍する馬がちゃんと好走してる印象ですね。
確かに、このレースの時だけ恵まれるだろうと良いポジションの馬を狙っても、坂上で勢いのある、集中力のある馬に交わされてしまうのが常。
最後ゴール前まで接戦になりがちですし、中京適性だとか展開恩恵だとかではなく、馬力がしっかりして複数重賞を勝てるレベルの馬でないと、ちゃんと押し通せない条件なんでしょう。
格下のレースからここに来る馬は1着が絶対条件、前回G3以上のレースからなら5着以内が条件となってるわけですが、そこで「もう全て出し切った」というレースぶりの馬では厳しく、「まだまだ余力あり」の馬を評価するべきだと思います。

クルーガーはいい馬だと思います。この条件で大外枠は、内にいい馬がいるとかなり厳しくなりますが、まあそういうものも克服できる強さ、将来性を見るレースなので、多少の条件不利を咎める考えはしません。福永騎手なら外で被されないだけマシだと考えましょう。
バウンスシャッセは、前回愛知杯が放牧帰り。展開が向いたのは事実ですけど、+22kg大幅馬体増が一変した材料なんでしょうかね。藤沢厩舎はこういうのを許さない方だと思ったんですが、「以前に考えていたバウンスシャッセの馬体」の枠を超えた造りだからこそ、破壊力が生まれたと考えるべきなのかも。
これで展開も足りているわけですし、最近は頭打ちの牡馬よりは牝馬の方が強い風潮もあるので、これも評価できるものと思います。
58kgを背負っても全く大崩れしないサトノノブレスが、久々にG3に降りてきました。これはボーダー馬として置いておくべきでしょう。
ヤマニンボワラクテは前走のAJCCが結構怪しい仕上がりでしたが、あの週は水曜追い切りが吹雪でしたね。関西馬が軒並み出来の差でコケた時でした。まともな仕上がりで立ち直るようなら、展開は一番有利な馬だと思います。

アルバートドックは、全て展開が向いた結果の重賞勝ちで、それでIDMが65しかありません。今回は斤量も背負いますしIDMも足りず、何より騎手が変わるのが良くないですね。川田騎手が聞いたイメージよりも斤量を重たく感じる動きになるのでは?
ヒストリカルは基本的に開催後半の荒れ馬場、重馬場がいいタイプ。田中勝春騎手は案の定前走も不必要に下げて仕掛けも臆病な形でしたし、今回は条件不向きかと思います。

阪神11R
仁川S
◎1.ドコフクカゼ
○5.アポロケンタッキー
▲4.ミヤジタイガ

最近のような重賞無双が続いている情勢で、ミルコ・デムーロ騎手が中日新聞杯にいないというのは珍しいですね。
トウシンイーグルがIDMで3番手▲になってしまうスランプ馬ばかりのメンバーなら、まず人気上位2頭の取捨しかないレースだと思いますが、そこはドコフクカゼの安定感を評価しようと思います。
ペテルギウスSはさすがにあの展開でだと首をひねる仕掛けでしたし、58kg変わらずですが巻き返しに期待。
そしてアングライフェンも前走内容で足りるメンバーらしいので、相手を1頭と見据えて競馬できる強みを評価。
キングノヨアケが飛ばすのなら、ミヤジタイガがかなり展開面で有利でしょう。

中山11R
アネモネS
◎3.メイショウバーズ
○12.エクラミレネール
▲14.リボンフラワー
△1.メイショウタチマチ
△10.ペプチドサブル

今年のチューリップ賞は、馬場の影響だとは思いますが、それなりにいい形で勝ち進めてきた2勝馬が多かったため、なかなかの好タイム決着でしたし、まあそれなりのレベルの馬が出ていました。
少し一線級に劣る馬を抱えている陣営からしたら、さすがにチューリップ賞に出てもノーチャンスと見る向きが多かったと思います。
なので今年のアネモネSは、そこそこいい関西馬が出ていますね。オープンどころか500万下で壁に当たった関東馬のみしかいない年も過去にありましたが、今年はそういうレースではないと考えを改めるべきでしょう。
そして、関西馬でアッサリ2勝目をクリアした馬は、レースの形がどうあれ一定の評価はすべきだと思います。

今回のメンバーで、IDMはメイショウタチマチやペプチドサプルなど、そこそこ強いメンバー相手に戦った馬が記録しているのですが、こういうタイプは相手弱化あってこそ、強いと評価すべき。
ペプチドサプルは瞬発力性能に若干問題あり、メイショウタチマチはテンに遅くてマイル対応が不安、前回の輸送減りの反動も気になるところ。3月に入っても1勝馬のままでいる馬というのは、何かしら不安を抱えているものなのです。
逆に、メイショウバーズはなかなかタフで良い馬ではないでしょうか?
2月にダートから初芝で連闘、おまけに勝ったのは京都牝馬S当日のズブズブの馬場ですが、いい馬力があり体つき良く、集中力があるからこその勝利だったと思います。藤岡祐介騎手もレースでは最初追っ付けて出していましたし、手が合うのでしょう。前回負かした2着のナタリーバローズは、フィリーズレビューでもまあまあの人気になる馬のようで。
キツイレースをさせた反動が出ればアウトですが、輸送を控えてるのに直前に確り追って臨む姿勢がいいと思います。
エクラミレネールは溜めが効いた中山で改めて期待。金曜雨の影響で時計が掛かる馬場なら。
しかしまあ、目の色変えて桜花賞出走権を獲りに来た関西馬が、2頭は絡んでくる決着になるだろうなとは考えてます。








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