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★本日のメイン

東京11R
キャピタルS
◎8.ヤングマンパワー
○6.ミッキーオリビエ
▲10.ダノンメジャー
△11.バクシンテイオー
△5.ワールドエース
△15.シェルビー

まずざっと見渡して、オープン戦すら満足に勝てない馬同士の集まりだということ。
昨年このレースを制したシェルビーが人気になっていますが、それでもグッと堪えてここ1年の彼の成績を見直してみましょう。決して高く扱うべき馬ではないとわかります。当時の時計も遅いですし…。
もうオープンクラスで底を見せまくってる馬ばかりなのですから、これまでずっと重賞挑戦ばかりで久々のOP下がりという馬を選ぶか、あるいはまだ成長伸びしろが期待できる3歳馬を見るべき。

そしてその3歳馬の選び方なのですが、ここ数か月ほど、古馬合流後に通用している3歳馬の動向をチェックしてみれば、一定の傾向はわかるはず。
ある程度古馬初合流時に十分勝ち負けできる水準で通用した馬なら、2か月ほどの期間に一歩成長する分で逆転にこぎつける、というのが今年の3歳の傾向のようですね。
古馬相手に直近のレースで2度完敗して挫折を感じる負け方をした馬が、11月に入って急に逆転できるという例は、オープン以上のクラスでは発生していません。
ハンデ戦でやっと互角なのを示した馬が、秋口になって僅かながら逆転できるようになってきた、というのが現状のパターンです。
結果として多数出走しているうちの3歳のどれかは通用してるにせよ、過度な期待は禁物…。ぐらいの距離感で接しましょう。

今回のメンバーで期待したい3歳は、ヤングマンパワーかミッキーオリビエ、そして叩き2戦目で立ち直った(IDMがOPで足りるレベルに上昇)感のあるダノンメジャー。
それにIDMで上位に並ぶ古馬を、相手として拾うぐらいでしょうか。
グランシルクはここ2走ほど見てると馬体的にはあんまり…。ステイゴールド産駒は古馬オープン以上のマイル戦では、まるで通用しないというのが血統的な傾向。飛節の形が正しくないですし、まっとうなスピード勝負ではハマらないんでしょう。
アヴニールマルシェは、ちゃんと仕上がっていたのに新潟記念で全く対応力を見せませんで、IDM的な加算も皆無でした。今年の3歳馬は、こういうパターンで適条件に戻って激走を期待すると、性能伸びしろを示さずほぼコケるという例が続いています。
なので、上の方で「一度古馬相手に足りるシーンを見せた馬からにしよう」としました。グァンチャーレも同様ですね。

京都11R
京都2歳S
◎11.ロライマ
◎2.ケルフロイデ
▲7.ダンツプリウス
△3.アドマイヤエイカン

何でこのレース、重賞に昇格したのか良くわかりませんね…。結局昨年も今年も、全然良い馬がいないと思います。
いちょうS→サウジアラビヤロイヤルCとはちょっとムードが違うようです。何か敬遠されてますよね。

相当レベルが低かった札幌2歳Sは、実績に数えないから良いとして、このシーズンの2歳馬は1勝挙げてからまだ上がり目があるのかどうか、血統ごとにだいぶ差があるように感じます。
ハービンジャー産駒はまるで変わりませんし、ワークフォースもちょっと期待薄。
これまでの2歳リーディング上位を記録してる、実績豊富なキングカメハメハ産駒の方が、このクラスでの目線で見るとしっかりしてるように感じます。
こういうのは直前追い切り映像を見ると、結構実感できるんですよね。レースを勝ってグダるタイプなのか、シャキッと良くなって上を目指せるタイプなのか。
なのでキンカメ産駒の2頭は、ひとまず上で考えます。ロライマは相当良い馬っぽく見えましたが。

そしてきんもくせい特別を負けたがゆえに人気を落としているダンツプリウスですが、追い切りを見ていると結構いい馬に見えました。
レースを見直しても、福島の直線入口で変な詰まり方をしただけでしょう、ケルフロイデとの差は。
500kgある馬群差しOKなブライアンズタイム産駒?いかにも内回り2000m芝で、人気薄でも面白そうなタイプですね。






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