スタッフコラム一覧へ戻る



★本日のメイン

東京11R
霜月S
◎14.デルマヌラリヒョン
○9.キクノストーム
▲6.チャーリーブレイヴ

もう脚元がボロボロで衰えまくってると感じるエーシントップですが、果たしてどの程度展開に影響を与えるのか?ですね。最初はカジキを高評価してたのですが、カーティスバローズ他にも有力先行馬がいるので、ちょっと競合しそうです。
今回の絶妙なハンデなら、やはり差し馬でしょうか。カジキもグレイスフルリープも、自分のペースで流れれば速い上がりでまとめられる馬なのですが、おそらくはそうならないと予想します。
今の東京ダートなら、現時点で実績なく軽量であっても、速い上がりを記録できるタイプをちゃんと注目しましょう。
デルマヌラリヒョン、チャーリーブレイヴの2頭に新味を期待します。
デルマヌラリヒョンはこれまでどちらかというと大トビ鈍足、かつ揉まれ弱い方だったと思うんです。内枠を引いたときにいつもうまく行ってませんでしたし。しかし前回の太宰騎手、若干後手気味で正直あまり気のない追走だったはず。そこから押し上げつつ挽回、過去最速の上がりを記録しました。京都コースが得意な馬だったとは正直思いません。気性改善や腰周りの充実などがあり、前向きさが出てきた結果なのではないかと思うんです。
以前からこの馬は外目の枠を引いて狙いたかったタイプですし、守備範囲の距離なので延長は問題なし。続けて期待できるのではないかと。厩舎指数40でしたね。
チャーリーブレイヴは3歳の時にオープンで揉まれてた馬で、多少太めでも気の良さで走るタイプ。使い込まれず消耗しないうちに評価したい方です。アンズチャンを抑えて勝った内容、結構良かったんですよね。54kgなら。
後方の馬に寄せるなら、キクノストームは素直に上位に置きます。推定上がり最速。

京都11R
マイルCS
◎16.モーリス
○15.ダノンシャーク
▲10.フィエロ
△2.ケイアイエレガント
△3.レッツゴードンキ
△8.サトノアラジン

昨年、1分31秒台で走破して鼻差争いを演じた2頭。そして安田記念を大連勝で制したモーリス。
この3頭が、単純にG1マイル路線では格上だと数えて良いのではないか?と思うんです。
ジェニュインやカンパニー、トーセンラーが中距離路線から大幅距離短縮で勝てた時は、マイルの大物が引退した直後だったりローテーション不利だったり、何かしらメンバーに問題があった時だったと思います。実際、まあまあな中距離馬のロゴタイプは、昨年スピード決着の前に敗れました。トーセンラーもそうでしたね。
今年の天皇賞秋の2〜5着馬を見て、壮絶なレベルだったとは正直思いません。勝ち馬も、破壊力があるのではなく競馬上手の強みがあるから、今はこの路線で有利という判断が妥当でしょう。それでいて、今年ダノンシャークとモーリスが残ってるマイル路線に突っ込んでくるイスラボニータは、路線変更をチャレンジしてみるタイミングとしては、正直筋が悪いと思います。それにこういう路線変更を成功できる馬は、血統的な資質でマイル性能があるから勝てたのとは違いますし。
これでマイル路線は常に中距離路線より弱いということであれば、この予想は負け。

そしてアルビアーノもおそらく、平均的に脚を使う条件で得意なタイプで、マイル重賞勝ちはまだありません。それでも実績的に十分偉いのですが、今年はしっかり鍛錬を積んだ格上マイラーがいる年。もう一押しは足りないのでは、と考えています。
3着穴を出すなら先行馬でしょう。





スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||