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【東京7R】
◎12.キネオフォルツァ
○5.グラスプリマ
▲1.マカワオクイーン

 ここは休み明けを一度叩いてむしろ今回が万全となりそうなキネオフォルツァとグラスプリマの降級馬2頭から。スタミナ勝負は歓迎だ。おそらく先手を取るのはマカワオクイーンだろう。前走も息の入れにくい流れを作って粘るどころか、最後は一旦交わされたアンヴェイルドを差し返した。スタミナは相当のものがあり、ここも自分で競馬を作っていくだけだろう。稍重が残るようなら逃げ切りまで考える。一方、レース振りとしては何の問題もないのに、ここまで最後が甘くなってしまうアンヴェイルドは、あえて強調するのが難しい。好走はしているが、2000m以上は本資質的には長いとも思っている。3走前、超スローで2着に残せたが、むしろ、あの楽なペースすら押し切れなかった、と解釈する方が正しいのでは。


【東京8R】
◎15.シングンジョーカー
○13.トーセンナチュラル
☆2.ラブユアマン

 東京としては珍しいメンバーになった。ほぼ全ての馬が、上がり勝負が苦手。こんな組み合わせの場合、予想や馬券は別として、見ていて一番面白いのは騎手のアイデアなのだが、そういうシーンはローカルほど活発ではない。このメンバーならシングンジョーカーが決めてくれないか。上がり勝負が苦手なのに、本当によくスローに付き合って上がり負けを繰り返すばかり。勝ちたくないようにさえ見えてしまう。しかし、今回はたとえスローだとしても、他も大して上がりを使えない。トーセンナチュラルも前走は上がり負けだが、デキはずいぶん良くなってきた。別にオペラハウスの血統を狙っているというわけではないが、先行できることも見せたし、仕掛け次第ではやれていい。穴ならラブユアマンか。結果はともかく、最も上がりを示している馬だと思う。もちろん、前走の33.7秒でさえ、もうこれ以上は無理という感じだったので、知れているといえば知れているのだが。


【東京11】錦秋S
◎2.クライスマイル
○1.プロトコル
▲10.ノボバカラ
注9.アルタイル

 正直、クライスマイルの前走の内容には驚かされた。気性的にかなり煩い馬で、折り合いの難しいところがあるのだが、2100mのスローでも折り合えていた。これは大きな進歩だと捕えたい。当然、距離短縮で適距離の今回は勝機。プロトコルはモーニンには追いつけなかったが、後ろは2馬身離していたし、大型馬の割りには内枠も良いタイプ。前走位走ればここも上位争い確実。ノボバカラが1700mで甘くなってしまうのは仕方がない。秋嶺Sは休み明けでペースも厳しかった。今回は2走前ほどペースは上がらないだろうし、粘りが増しても良い。アルタイルはスタートが遅いことだけが課題。毎度脚は使っているし、デキも良いのだが、展開が向いてくれないとか。適性視点ではマノワールやオメガパールカフェ辺りが、この5、6頭目になってきそうだが、この4頭の壁は結構高いと思う。





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