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★本日のメイン

福島11R
フルーツラインC
◎16.イメージガール
○3.クロニクルスカイ
▲6.シークレットパス
△1.ディスキーダンス
△2.ウインインスパイア

大半の馬が福島適性優位で、ラップや流れが合えば活躍できる証明を既にしていますよね。
その気になれば捲りもアリだと宣言してる陣営も複数います。正直言って展開も相当読みづらいと思います。
となれば何をもって差が出るのか。ハンデ有利でしょう。
500万下の勝ち上がり方、あるいは最近のレースが加算対象になりにくいものばかりで、1kgでもハンデ加算を見逃してもらえた馬がどこにいるか。これだと思います。

自分は、イメージガールはおそらく53kgが妥当だと思うんですよ。
まあ確かに、500万を勝てたときが大接戦で、あまり安定して勝ち負けするタイプではない地味キャラで、昇級してからの2戦は不向きな条件で内容イマイチでした。加算評価の対象になりそうなレースがなかったのも事実でしょう。
しかしこの馬は、地方から転入してこれまで、着差1秒開いたことのない根性タイプ。上がりこそ限界がありますが、条件不問で確実に脚を使います。特に福島は一番の得意条件。
3走前の内容の通り、中間ペースが速くて上がりが掛かる展開が理想。今の福島の馬場もこの条件で起こりやすい展開も合っているはずです。
その他、近走不振に見えるのに軽量のためIDMで上位になる馬は、優先して評価したい所。これもハンデ有利と言える一例です。
クロニクルスカイもシークレットパスも、500万下を勝った時の評価で届くみたいですね。こういうパターンは気にしておきたいところ。

京都11R
ファンタジーS
◎10.タガノヴィアーレ
○9.メイショウスイヅキ
▲6.ブランボヌール
△2.ピュアコンチェルト

歴代のファンタジーS勝ち馬・2着馬と比較すると、あまりにも小ぶりなタイプばかり集まっていますね。3頭ほど有力視されてるようですし。
7月8月に勝ち上がって420kgを割る馬体で、直前の追い切りで未だにブラブラした走りのままで、明日になってもまだ体が大きく増えていないようなら、早熟の懸念を抱かざるを得ません。
さすがにそのレベルの馬だと、京都外回りの長い直線で持続力が終わってしまうでしょう。

2歳若駒はレース振り・勝ちっぷりにももちろん注意を払うべきですが、このレースは牝馬重賞の中でも、世間の思惑以上に「伸びしろ期待」が全然実現しないレースなんです。
毎年毎年、ほぼ10割関西馬ばかりのメンバーになって、栗東での取材も行き届いているはずなのに、ここまで万馬券が頻発してしまうのがフェアリーSですからね。
先を見越しての甘い造りでは通用しないのか、あるいはこのレースに向かう上での適性判断がおかしいのか。
何にせよ1番人気が良くぶっ飛んで、それと逆脚質の馬が上手いこと運べてズブズブになる、という展開が繰り返されてます。

そういう持続力勝負で優位に立てそうな馬、非常に小さくて細身ながらS級で動く馬を探すよりも、標準以上に体躯があってB+レベルで動ければOK、と言う目線で探します。
メイショウスイヅキも目の前で見ましたしまずまず良い馬ですが、目が行ったのはタガノヴィアーレ。
馬柱を見るだけなら自分の競馬ができたメジェルダに完敗?かのような好位差せずの履歴ですね。
しかしレースを見ると、スタートは切っていながら折り合いをつけようと半端に引っ張っておかしなリズムになり、直線でも左斜めからカットされて一旦後ろに退いて追い直してます。あのくっちゃくちゃにされた流れで、良く4着馬を交わす末脚が出せたものだと思いました。
前半スローで逃げ馬ですら上がりが速くなる前残りですから、指数が出ない流れ。牝馬にしてはむしろ相当大きすぎと思える520kg超えですし、使い込んでパフォーマンスを上げる性質もおそらくあるはず。
レース勝ち負け水準を要求するなら、新馬勝ちした水準にまで絞れてた方がいいのかもですね。今回は調整が間に合いそうですし、外枠を引いた今回は狙い目でしょう。

ブランボヌールはおそらく順調なら体が増えてでるものと思うんですが、直前追い切り映像で、前肢がブレて走っていたのが気になります。
何も脚元になければいいのですが…悪い予感がしたので少し下げました。本来ならメイショウスイヅキぐらいは相手にしないでしょう。

東京11R
京王杯2歳S
◎8.レッドラウダ
○3.オデュッセウス
▲6.ヒルダ
△13.トウショウドラフタ
△7.キングライオン
△1.レッドカーペット
△4.シャドウアプローチ

結構似たようなタイミングでの施行だったのでちょっとしばらく気づかなかったのですが、京王杯2歳Sは3年前からファンタジーSと同日になったのですね。4年より前までは1週間ズレていました。
で、その4年前までの京王杯はどちらかと言えば外差し若干有利と言うようなレースだったと思うんです。
けど、その3年前からレースが同日に重なり、有力騎手が東西重賞にそれぞれ振り分けられ始めた結果、ホントしょーもない、先にも繋がらないスローペース頻出の前残りレースとなってます。
モーリスが圏内にも絡まないんですから、結局の所力比べもスタミナ勝負もやっていません。3コーナーに先に進入する順番を当てるだけです。
実際、展開予想も行った行った決着の想定にちゃんとなっていますし、推定上がり最速〜3位の馬がまるで間に合ってません。
控えて弾ける馬に乗ってないのに、ここでの結果は別に捨ててもいいという気持ちで折り合い専念が課題になっているようですから、こちらで文句を言ってもしょうがない面があります。
自分の乗ってる馬がディープインパクトであるかのように乗って、レース後にそうではなかったと再確認して諦めると言う意義だけがあるレースですからね。

ここはレッドラウダの馬力とスピードを信じてみます。
松若騎手はいつも乗っててブレていますし、キチンと御せてる気が全くしないので、控える旨の話が出てますがどうせ無理でしょう。それでいいんですが。
小倉2歳Sはシュウジの動向を気にしすぎて仕掛け遅れながらもグダつかず最後まで粘っていますし、前走は2歳ダート500万で一番速い前半3F33秒8と言うペースを雁行。ここならスピードは図抜けたものがあると思うんですけどね。
そして先行でボーダレスを完封してるオデュッセウス、前回まるで合わない乗り方だったのにまた柴山騎手に挽回チャンスが巡ってきたヒルダ。
馬で予想していると絶対に当たらないレースですし、一番スピードがある馬を選んでも騎手が殺すので、深みにハマらないことが重要じゃないかと思います。
やる気のある外人騎手のファインプレー一つで逆転できてしまうとは思っていますし…。





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