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★本日のメイン

新潟11R
妙高特別
◎7.ロトラトゥール
○15.アドマイヤシャドウ
▲5.チュウワベイビー
△14.カフジテイク
△1.キタサンサジン

先週の新潟ダートが、明らかに前有利馬場で、ダート1200mだと逃げ馬連対100%だったことは十分承知してるんですが、不安な点がいろいろ多くて迷っています。
まず有力視されている3歳馬が1000万下を勝ったわけではないのにもう55kgを背負っていたりと、ハンデがおかしいように見えますね。
今年の7〜8月あたり、古馬と合流したての夏場は1000万下クラスでも3歳馬が勝っていたりしましたが、それらは全て3歳ご祝儀というか、合流直後に51kg52kgだったりの、まあ軽すぎだよなそれ…という斤量でのもの。
今年の3歳馬で条件に関わらず、ハンデ55kgで勝った馬はまだいませんし、これは重たくなりすぎだと思います。
それに東京で重賞もあり、京都もダートのオープン。今回のメンバーは大半が新人騎手ですね。
そしてほとんどが厩舎ランクが低いのに500万下からの昇級初戦か2戦目、ローカル特有の楽な先行押し切りで勝てた馬ばかりにも見えます。
馬の力を素直に引き出せるのかどうかも怪しいのですが…。ハンデ戦で行くだけ行けと言われる騎手が4人ぐらいいそうで、ペースもむしろおかしくなるのでは。
松田大作騎手も最内枠引いたら出遅れそうですしね…。

というわけで、追い込みに近い差し馬にも出番が来ると考えました。
当日の下級条件までは先行有利が続いても、クラスが上がれば流れが変わる?を期待します。
まずはロトラトゥール。ここ最近ずっと末脚が安定していますし、トモも夏を越してだいぶ充実してます。馬体もそれほど見劣らないはずで、52kgは軽いと感じました。
3走前の同条件500万下で負けたのは、コース適性がないというよりも、近5走であの時だけテンに行かなかったように騎手のボーンヘッド。
消耗戦ラップ向きなので、標準よりも一つ厳しい流れになってくれないと困るわけですが、そういう展開があると読みました。
アドマイヤシャドウも同じで、腹袋大きくスタミナはありますが、速力戦で間に合う瞬発力は使えません。ラストハロンが掛かる流れになってくれればの差し馬です。
この馬も54kgは妥当、大外枠も多少は差しやすくなるかと。まず何より、上がりが掛かってくれてこそですが。

京都11R
室町S
◎6.ナガラオリオン
○3.トキノゲンジ
▲1.アドマイヤサガス
△7.メイショウノーベル
△2.サクラレグナム
△10.アメージングダクト

本来ならナンチンノンが強いと思うんですが、多分出遅れるでしょうし出たとしても内の馬に遠慮して譲るでしょう。ルベーゼドランジェが強引に主張する可能性も高いです。
この条件は3コーナー進入で下手に争わずに隊列が決まるかどうかが展開の肝で、サウンドガガやカジキぐらいのスタートダッシュだと1頭でアッサリ抜け出せるほどではありません。そして競りながら3角下りに入ってしまい、グダグダになってしまうと言う流れ。
さすがにこのメンバーなら前崩れ濃厚だと見ました。京都のダートもまともに差しが決まるようですし。

京都コースは本当に安定していて、オープンを一つ勝つまでは複勝率パーフェクトだったナガラオリオンに期待します。
前走のGCCはパドックは結構良いと感じたのですが、かなり展開が遅くて、どうあっても差し馬に出番無しの流れ。条件は大幅に好転するはずです。
上がり指数1位のトキノゲンジは、西村厩舎に転厩してからようやく良くなった印象ですね。
オウケンダイヤ(376kg)の新馬勝ちを演出したり、マイネルバイカが重賞を勝ったり、このトキノゲンジが復活したりと、西村真幸厩舎はなかなか上向き気配を感じます。
この馬も芝でどうしようもなかった所から、転厩したあとにダート適性を見出して結果を残しましたし、こういう背景がある場合は連続好走を期待してもいいのでは。

東京11R
富士S
◎3.ダノンプラチナ
○11.サトノアラジン
△15.グランシルク
△16.フルーキー
△12.アルバタックス

今の東京の芝がおかしなことになってなければ、ロゴタイプやらヤングマンパワーなども面白いんですが…。
先行馬の位置取り有利が全く働かず、内ラチ沿いの馬場が悪くて、ペース如何に関わらず完全に外差し有利です。
A級S級レースで結果を出してるディープ産駒にとっては、非常に有利な馬場状態のようなので、ディープ2頭は下げるべきではありません。

この斤量で出られるならダノンプラチナに期待。スプリングSですら、少し距離が長いかと感じる内容でしたし、この距離で東京コースなら。
おまけに朝日杯が実績にカウントされないので、クラリティスカイやヤマカツエースがそれぞれ57kg・56kgなのに、この馬は54kgで出走できるのも大きいでしょう。
燃え尽きてて実力6分も出ないというのでなければ、性能はちゃんとあるはず。
サトノアラジンは、ちゃんとしたディープ産駒としての瞬発力センスがあるので、絶対に下げてはいけない馬でしょう。
そして上がり性能に期待して、8枠の2頭を評価。






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