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2月とダービー週からの東京は見てきたものの、秋の東京開催を通して見るのは何年ぶりか。ローカルはローカルで面白いし、秋の福島は好きな開催なんですが、久しぶりの秋の東京開催も楽しみです。
【東京7R】
◎3.イダクァイマ
◎11.シリーシンフォニー

 イダクァイマは勝つ時は圧勝だったが、負ける時はどれだけ垂れるんだというくらいの大敗。気性的な問題もありそうで安定感は望めないが、良馬場の持ち時計なら1番だし、スンナリ競馬できるようなら勝ってもなんら不思議は無い。他はスピードに限界が垣間見える馬が多く、それなら初ダートのシリーシンフォニーに注目しておきたい。芝でも新馬は勝ったが、以後2戦は上がりが全く足りないというような負け方。芝では限界と見ていいと思う。血統的にはダート適性も高そうに見えるし、一変あっても。


【東京11R】サウジアラビアRC
◎12.イモータル
○11.アストラエンブレム
注3.リセエンヌ
注4.マコトルーメン
△6.ブレイブスマッシュ
△9.ハレルヤボーイ

 資質面からはイモータルが抜けている。ただし、前走も少しだが幼い面を見せたりもしているように、気性面でも馬体面でも、まだ完成されているわけではない。マンハッタンカフェ産駒も長いこと見てきているが、案外成長力を見せてくれない産駒が多いのは気掛かり。アストラエンブレムは素質としてはある程度知れている。が、現時点で半兄ブライトエンブレムと同程度の能力は認めても良い。もちろん、タイプは全然違うが。僅か1戦でも、多く経験を積んでいるのは強みになるはずだ。

 能力面からは上記2頭が抜けている。他は相手候補まで。新潟2歳Sはロードクエストが強かっただけで、2着以下は着差通り、あまり高い評価はできない。が、このメンバーなら、ということでマコトルーメン。一応末脚も見せ、距離の対応も示している。リセエンヌは前走直線でかなり致命的に見える不利がありながら、盛り返しての勝利。小柄だがディープ産駒らしいバネとしなやかさはあるので、開幕週の軽い馬場と軽い流れなら見せ場は作れても良さそう。

 冠名を止めてしまったが、トーセンの馬主の2頭、ブレイブスマッシュとハレルヤボーイはどちらもトーセンファントム産駒。トーセンファントム産駒にしてはよく出来た馬だが、どちらも似たり寄ったり。ブレイブスマッシュは新潟でアストラエンブレムに完敗。ハレルヤボーイも、前走は圧勝の形になったが、相手が弱すぎるうえに、展開も向いていた。2頭とも、下げる根拠はあるが、上げる根拠が見あたらない。あくまで抑え候補まで。

 ちなみに、昨年のいちょうSがレース名を変えただけ。昔は富士Sの副題になっていたり、ダートのOPかなにかがこのレース名だったと思う。来賓が来るのは別にいいのだが、重賞として格付けしていくのなら、あまりレース名を変えて欲しくはないものだ。





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