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【新潟11R】新潟記念
◎3.パッションダンス
○8.クランモンタナ
注6.マイネルミラノ
▲5.ユールシンギング
△14.ネオブラックダイヤ
▲12.アルフレード
注9.マジェスティハーツ

 おそらくマイネルミラノが逃げることになるだろうが、そうなればスローということはないだろう。ある程度ペースは流れるはず。すると、メンバーを見渡すと、スロー上がり勝負を得意とする馬の方が多いことに気付く。つまり、マイネルミラノが作り出す流れには合わない、という可能性が高いと思う。その通りの展開を想定すれば、かなり持久力が要求されるはず。そういった状況に対応できそうな馬となると案外数少ない。一頭はパッションダンス。2年前の新潟大賞典で淀みない流れから1分56秒台で勝った。故障から復帰後もGVではあと一歩で上位争いのところまで走れている。そして今回は勝ち歴あるコース。条件好転と見たい。
 クランモンタナも切れ味は知れているが、渋太く続く脚が武器の馬で適性的にも展開的にも合うはず。それでいて重賞に挑戦するようになってからは55kg以上を背負うと全然ダメ。基本的にはGVレベルでまともに馬比べをすると格下の馬なので、昨年と同じ54kgで出られるなら、昨年と同程度は走ってもらわなければ困る。
 一方、マイネルミラノの作る流れでも末脚を発揮できる馬は少なく、逃げは厳しいコース・レースだが、残り目は考えておきたい。今となっては2000mのスピードにどこまで対応できるのかはかなり怪しいが、スタミナ方向に振ってしまえばネオブラックダイヤというのも一つの手だろう。
 そういった視点とは別で注目しておきたいのはユールシンギング。一時はかなり不調に陥ったが、出来自体はエプソムCの頃から徐々に上がってきている。しかし、距離不足や小回りなど、合わない条件ばかり使われていた。コーナー2回で直線が長いコースに戻ってきて、今の出来なら、というのは考えたい。
 マイネルミラノが案外スローに落とすようなら、普通にアルフレードやマジェスティハーツなどが好走するのでは。


【新潟12R】雷光特別
◎11.ハーランズロマン
▲3.ミカルベウス
○16.プラントアゲン

 千直実績馬はどれも悪いわけではない。が、土曜の結果を見る限りは相対的とはいえ時計対応ができなければ、という印象だった。持ち時計からはミラクルアイドルが1番手になるが、500万を勝った時は52kg。55kgでは降級しても最後が甘くなってしまう。同程度の時計を持っているのはプラントアゲン。ニシノアンジュがその後負け続けているのは気がかりだが、この馬自身はちゃんと評価して良いと思う。ここをボーダーとして、気になるのは2頭。ハーランズロマンもスピードはあるし、この血統の割には柔らかさもあるので、時計対応はできそうに思う。ミカルベウスはどちらかというとミラクルアイドルに近い淡白なスピード馬だが、初条件というのが新味になれば。





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