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★本日のメイン

札幌11R
札幌2歳S
◎2.ディーズプラネット
○4.クロスコミア
▲5.ラヴアンドポップ
△13.スパーキングジョイ
△1.リアルキング

札幌の中距離新馬戦は、とにかく少頭数ばかりですし、逃げて楽なペースで運んでそのまま押し切りという展開ばかり。2着以下の馬が次の折り返し未勝利戦で続々と勝ち上がる、高レベル戦というのもなさそうです。
何ですかねこれは?そりゃハービンジャーやらワークフォースどころか、どんなしょうもない血統の馬でも勝てるんじゃないの?と思わせる展開ばかり。サッと逃げられるためのコツさえ掴んでおけば相当有利なだけじゃないですかね?重賞に向けての中身の濃い内容だった前走1着馬はいないと思うんですよ。
おまけに札幌最終週なので、函館が閉鎖されてウッドコースが使えません。直前追い切りは札幌の芝かダートのみ。筋力強化を果たし、一気に成長を促せる過程でもないはずです。ダートで追い切ったら合ってなかったわ〜と、そんな言葉がこぼれる中間調整ですよ。
ここで昨年の決着を改めて見直すべきだと思うんですよね。ハービンジャー旋風が吹き荒れるかという前評判だった昨年の札幌2歳Sは、1着2着馬が別路線組。その後もハービンジャー産駒は重賞で一切結果が出ず。べルーフぐらいですよねちゃんと走れたのは。結局、札幌でおろしたハービンジャーの仔は、単純に重賞で戦えるほどのレベルには達してないとバレて、美浦にて調整してきた馬、福島新潟で勝ってきた馬にも劣るとなったわけです。
なので今年も、改めて別路線組に注目する手だと思います。コスモス賞やクローバー賞も、そういう決着だったじゃないですか。函館札幌組では、マイルや中距離以上の条件で上向く馬がいないってことです。門別で1秒負ける馬(リッジマン)にやられると。

ですからここは、唯一の別路線組ディーズプラネットに期待します。
関西のディープ産駒が圧倒的に強い新潟外回りの上がり勝負で、サンデー要素なしの血統で勝った馬です。18頭立てフルゲートで早いスパートで凌ぐ競馬を経験してるのもいいでしょう。前走もいい馬だなとは思いましたが、見た目には骨太のダート?というキャラでした。これは単純に地力が高いでしょう。札幌洋芝、雨影響あるならより良いと思いますしね。
それに藤原辰雄厩舎が絶好調ということ、地元馬主がこの場面で札幌に呼び寄せた経緯。陣営が札幌組は弱い、ウチの馬でも十分勝負になると踏んでの判断でしょう。
レッドリヴェールが勝った時のようにドボドボの馬場で2歳馬にはキツすぎるとなったら、それも単純にコースロスしないで回れる内枠は有利。札幌も馬場の外側にまで蹄跡がありますし、別に渋って外有利もないでしょう。

そして一度少し上のメンバーと戦って、IDM少し高めを経験してる2頭が相手筆頭。ラヴアンドポップはレース内容は別に評価しませんが、これも中京組でいわゆる別路線。クロコスミアは今回が5戦目で上がり目はありませんが、この馬は最初の新馬戦でブランボヌール、メジェルダ相手に戦った高レベル新馬。また、早い時期から使い込んで完成度が高いという強みもあるでしょう。410kg以下のステイゴールド牝馬で、整ってるという強みですね。前回はもったいない競馬でしたが、差し脚安定の強みがこのメンバーなら活きてもいいです。
スパーキングジョイはもうちょっと使い込んで欲しいタイプですが、それでも差し経験の強みがこのメンバーでは大きく、届く可能性はあるようなので。

小倉11R
北九州短距離S
◎1.シルクドリーマー
○11.メイショウライナー
▲5.エーシンエムディー

前走が初の小倉で初の1200mだったシルクドリーマーですが、差し脚が見違えてあとちょっとピントがハマるだけという内容でしたね。使い込んでる割に夏馬かも、という疑問と実は気性難解決のためには距離短縮が良かったのでは、という説ありますが、どちらでもいいです。この条件はおそらく合ってるはず。
あとは、準オープン2戦ともに悪い材料にハマってしまったメイショウライナー。2走前は雨で完全外伸び馬場で内枠、前走は馬群の内に押し込められたままの前残り決着。今回は全く揉まれないで済む少頭数大外枠で、立ち位置自由です。厩舎的にも武豊騎手乗り替わりは勝負パターンでは?
エーシンエムディーは、これまでも前回のようなよくわからないままレースを投げる変な負け方はしてたようですね。自分のペースになればしれっと巻き返しますし、あくまでリズムが重要なタイプ。ブリンカー装着しておそらく少頭数の楽な単騎逃げでしょう。今回は見直していいはず。

ゴーハンティングは飛節真っ直ぐ伸びるタイプで、下り坂の小倉はあまり向いてないはず。アットウィルもそんな感じですね。

新潟11R
長岡S
◎12.カレンケカリーナ
○11.メドウヒルズ
▲3.マイネルメリエンダ
△14.オコレマルーナ
△13.カバーストーリー
△16.ダノンシーザー

あまり本格的に弾けるタイプがいないようなので、この夏場に調子が上向いてるように見える前走1着馬2頭には期待したいですね。ディープ産駒はどれもピント外れに見えますし、昨年の長岡Sで連対した2頭も、前走1着馬でした。
秋前の開催末期ですが、新潟の芝は使えば使うほど高速化します。路盤が全面的に硬くなるか、芝の剥げ方が均等で脚抜き良くなるためだとは思いますが、そういう馬場状態が展開待ちタイプやマンネリ馬を排除するわけです。何かしら覚醒していないと付いていけない、ということですね。
能力ならカバーストーリーですが、この馬はこれまでも鉄砲が案外ダメなのが気がかり。
ダノンシーザーは新潟日報賞とラップが全然違うのでどうかと思うんですが…。これも軸にはとてもしたくないと。






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