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【新潟7R】
◎4.アールブリュット
○7.デルフィーノ
▲9.フィフスセント
注17.レインボーラヴラヴ
△2.カレンリスベット

 ここはアールブリュットの見直し。体型的にあまり小回りが向くようには思えなかった。馬体そのものはクラス上位だし、牝馬限定ならチャンス。デルフィーノも切れ味はある方。持ち時計としても良い方だし、上位に置ける一頭。安定味ならレインボーラヴラヴだが、あまり勝ち切るイメージは持てない。注目したい一頭としてフィフスセント。馬体的にも悪くないし、前走も終いの脚は良かった。あまり上りが速過ぎるとどうかとは思うが、距離延長も含め、もう一度見てみたい。カレンリスベットは決め手は甘いが、持続力はある方。控えたら伸び負けすると思うが、平均Pくらいで逃げれば残り目はある。


【新潟11R】関屋記念
◎12.レッドアリオン
○11.エキストラエンド
▲1.サトノギャラント
注8.アルバタックス

 スピードが活きる馬場状態なだけに、ここはレッドアリオンで良いだろう。マイラーズCが高速馬場だったし、上がりも纏められている。そして中京記念では負けてしまう辺り、半兄のクラレントによく似た履歴だ。ならばここは適性的には好転と見れる。GVでなら馬体上位となるとエキストラエンドもまだ捨てられないと思っている。出来自体はずっと良いが、なかなか詰めが甘い。その原因の多くは坂、というのが一つ。そういう意味で得意の京都と同じ平坦の新潟は合っているはずだ。昨年も参戦し、続く京成杯AHも出たが、ともに負けている。しかしどちらもキチンとした敗因がある。昨年の関屋記念は大出遅れだったし、京成杯AHは荒れた馬場の内側を走らざるを得ず失速。今回はまだ馬場も良いし、外枠でスムーズな競馬ができるはず。
 昨年の京成杯AHで荒れた内を通ったということではサトノギャラントもそう。ただし、エキストラエンドとは違い、見せ場は十分だった。どうしても一瞬脚になりがちで、究極の瞬発力勝負では強いが、少しでも流れると最後が鈍る。脚の使いどころが難しいタイプだが、柴山騎手はかなり手の内に入れている印象だ。スローなら一発あっていい。アルバタックスは谷川岳Sでは3着だったが、サトノギャラントよりは脚が続く。持ち時計としても32秒台で勝っている履歴はあるし、むしろ少しペースが流れるようならサトノを逆転することは可能だと思う。
 カフェブリリアントは決め手は鋭いものを持っているが、時計は示していない。サマーマイルシリーズ第一戦の中京記念を制したスマートオリオンも似たような履歴。1200mですら7秒台を出せない馬だし、フラガラッハもサダムパテックも新潟に来て何もできなかった。求められるスピード要素が違う世界ということだろう。





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