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★本日のメイン

函館11R
函館記念
◎11.エアソミュール
○8.アーデント
▲16.マイネルミラノ
△10.リベルタス
△6.サトノネプチューン
△5.ダービーフィズ

本来なら開催の最終近くの荒れ馬場、巴賞とそれほど変わりばえしないメンバーでのハンデ戦、2000mになることで直線ラストの入れ替わりが起こる条件…ということで滅法荒れる条件だったのが函館記念だったはず。
しかしそれがサマー2000シリーズに組み込まれたこと、函館開催が短縮+梅雨を避けて開催されるようになったことで、大きく様変わりしました。2000mを2分フラットで走りきれる走破力が必要になり、札幌記念でも通用するような格上馬がやってきて、直線での大転覆が起こりにくくなりました。
それに土曜日の馬場を見る限り、また前が残りやすい馬場状態になってるようですね。開催5週目なので、雨に見舞われた週が一度あったぐらいでは、まだ悪化にはならないのでしょう。
なので、オープンクラスのメンバーでも必ずバテバテになるスタミナ戦から、スピード必須の要件になったということ。同時に、単純に前で受ける脚質の馬が優勢になってきたのもあると思います。
それに今回のメンバーは、展開予想で道中先頭から5番手以内にいる馬の方が、IDMが高い馬ばかりですね。先行キャラの方が強いとあれば、展開に何かひと悶着起こる間も無く前有利になるのが道理だと思います。

エアソミュールは正確には前で受けて強い先行馬ではないのですが、マイネルミラノの速いペースで引っ張るキャラとハマりやすいタイプだと見ています。
穴でまず考えたいのは、馬場悪化に滅法強く、泥を被らなければまあまあ強さを見せるアーデント。体つきは地味な方で腰がハマらない馬なのですが、一本調子に走り抜く条件ならかなり渋いです。超高速決着では困るものの、差し馬が大分苦労する上に、コーナーで被されない隊列なら。
サトノプライマシーも、芝で勝った履歴はあるので、悪化が条件ですがチェックはしたい一頭。

中京11R
ジュライS
◎2.トゥザレジェンド
○14.クラージュドール
△8.メテオロロジスト

ほぼ逃げ馬不在のメンバーでしょう。アメリカンウィナーに行く気がなければ、おそらくメテオロロジストが行ってトゥザレジェンドが2番手。
いやこれは、池江泰寿厩舎の馬が展開の前を3頭で固めてもおかしくないムードですね。メテオロロジストがラビット役を買って出て、外人騎手2頭が脇を固めると。これは池江厩舎の作戦勝ちが実りそうな気配です。
そもそもトゥザレジェンドはパートン騎手の来日に合わせての出走なのでしょうし、ここは注目。
クラージュドールもかなり強い方の馬だと思ってます。

ベルゲンクライは吉田豊騎手が中京コースほとほと乗れてなさすぎなので、騎手で下げます。
このクラスで確実に強い馬、というわけでもないので。

福島11R
バーデンバーデンC
◎5.カハラビスティー
○14.ショウナンアチーヴ
▲9.サクラレグナム
△3.ペイシャオブロー
△10.ワキノブレイブ

全馬軽量ということは、現時点でまともにオープンを勝てる実力が足りないということ。
その上で、土曜の競馬を見る限り、Bコース移動で前残り馬場が復活しています。おまけに逃げ馬が押し切るシーンが増えてますね。
軽量だからこそ環境や展開の助けを借りたいところですが、このメンバーなら行ききれば勝てるカハラビスティーからでしょう。今の馬場なので、ということです。
軽量馬の扱いがキモになる小回りハンデ戦なりの考え方をしないと、ということですね。
ショウナンアチーヴは芝1200m対応できるタイプで仕上がりも良いのですが、理想はやっぱり差しがハマる状況。対抗というよりも、馬場や展開が違えばという解釈です。
福島の超消耗戦なら、適性的にサクラレグナムやペイシャオブローに注意したいのですが。





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