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脚質なんて人間の思惑。別にそれはいいんですが、もうちょっと逃げという脚質に積極的になってもらいたい。譲って譲ってハナに行かせた馬にそのまま逃げ切られるというのは・・・
【福島3R】
◎5.ウェブスリンガー
○10.ローレルロケッツ

 スピードはあるが全く上り脚がないウェブスリンガー。これを捕まえるのは誰か、と考えるが、このメンバーだったら押し切れていいのではないか。直線が長いコースよりは、小回りで上手く誤魔化したい。ローレルロケッツも馬体は見せるが、イマイチ不器用。短距離では追走面でも忙しそうだったので、距離延長は注目してみたい。


【福島8R】
◎7.オトメチャン
○4.エンドレストライ
注9.クロフネビームス

 2頭とも、前走は東京マイルで上りが速過ぎという負け方。きちんと脚は使っていたし、この条件でなら見直せる。スピードや条件的に他はどれも推しにくい馬ばかり。ならば、一応このコースで勝っているクロフネビームス、というよりも、49kg、というのがアイデアになるか。


【福島11R】ラジオNIKKEI賞
◎14.ブランドベルグ
○12.ミュゼゴースト
▲8.ストレンジクォーク
注9.マイネルシュバリエ
△5.レアリスタ
☆3.アンビシャス

 開幕週に移って今年で3年目。時計も速くなったし、やはり内を突いた馬の好走が目立つようになった。そういう意味ではアンビシャスというのは確かに良い所だとは思う。が、同時にやはり3歳限定なのにハンデ戦という独特の設定。56kg以上になると本当に厳しい。無理やりにでも55kg以下から探したほうがマシというレース。

 注目したいのはブランドベルグ。ある程度のポジションが取れてスタミナもある。白藤賞は上りが速すぎだったし、はなみずき賞は直線で進路を失くして止めていたもの。小回りでも体型的には問題なさそうだし、土曜の結果を見る限りは、少し速いという程度。それなら十分対応できるはず。指数的には上位のロジチャリスだが、未勝利勝ちがこのコースとはいえ、相手も弱いし、基本不器用なタイプで、あまりコーナー4回向きとは思わない。

 あまりに速過ぎる上りでは対応しきれなかったが、中山のスタミナ条件でも崩れずに走れているミュゼゴーストは、それこそ器用なタイプということで、条件的には幅広く対応できそう。あくまでも開幕週。スピードも考えれば上位に置きたい。ミュゼゴーストに中山で勝っているのがストレンジクォーク。おそらくトップスピードではミュゼに叶わないのだろうが、そこはコースとハンデで穴埋めできないか。

 ブランドベルグの白藤賞の負け方と同様、上りは厳しいというのがマイネルシュバリエ。白百合Sがそういう負け方。札幌2歳Sで2着したが、以降は出来が落ちてサッパリだった。が、プリンシパルSは立て直せてきたと見れる内容だし、前走もきちんと反応は見せている。出来が戻ったのなら侮れない馬だと思う。

 レアリスタは、言い方は変だが、こういう条件に対しては、まとも過ぎる馬ということになる。能力的には勝ち負けしてもおかしくないが、この手のタイプは抑えに回したい。ある意味、アンビシャスも似たようなものだ。枠は良いが、内が良いことは皆知っている。2列目3列目に控えて、そう簡単に前が開くとは思わないことだ。





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