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★本日のメイン

阪神11R
マーメイドS
◎12.マリアライト
○16.ウインプリメーラ
▲15.アドマイヤギャラン
△9.グレイスフラワー

愛知杯と直結しやすいレースでもあるので、それだけ牝馬限定戦の古馬重賞戦線で2000mという距離が珍しいものであり、普通の総合力勝負ではないという認識が必要です。で、今年は愛知杯好走馬がいません。出走馬もそもそも少ないですね。ちなみにイリュミナンスとバウンスシャッセは距離が長いのかテレテレでした。
愛知杯当時と比較してメンバーが一新されてる、かつオープン2000mでいつもいい走りしてる馬がいないと。それならば、ここは今年勢いに乗ってオープンに昇級してきた上がり馬に期待する場面でしょう。本質的にこの距離にハマる牝馬が毎年いないからこそ、勢いと充実度で誤魔化した結果が続いてるという背景もあるでしょうね。
なのでマリアライトは競馬ぶり含めて結構期待しています。雨の影響で馬場が少しでも重たくなり、スタミナ寄りとなるならなお良し。意外とグリップのいい馬なのは2走前で証明されてますし、4走前のTVKで見せたように、速力戦で意外と反応の悪い馬力の甘いスタミナディープ産駒というのが本質だと思うので。夏場好調な上がり馬で、最近そもそもオープンクラスの参戦の少なかった久保田厩舎の久々の勝負でしょう。
ウインプリメーラも、あれだけハマらないマイルを使われ続けて、ようやく準オープンを勝ったのは結局1800m。この馬は距離適性証明は甘いのですが、むしろこれまでの番組選択が違ってたのではないか、ちゃんとレースを勝てる造りになってみると実はマイラーじゃなかった可能性を考えて、ここで評価したいです。
また、今週の栗東坂路で抜群の動きを見せたアドマイヤギャランは、2000mだと4勝2着1回とほぼパーフェクトで、その他の距離だと加速の仕方が違うのか全然競馬にならないツボが狭いタイプ。
陣営からしても、ひと叩きして狙いのレースという所でしょう。この馬もどちらかというと夏馬。前走は4角追走中に変な躓き方してましたね。条件の合わないスピード持続勝負だったので、尾を引く負けではないはず。
この3頭を上位に考えています。グレイスフラワーは距離合うので展開次第の押さえ。

バウンスシャッセは中距離以上で安定感のあるタイプではなくて、トップハンデ本当にいいのか?という疑問が大きいです。
アースライズは桜花賞からオークスへ向かう際の、マイラー同士の距離延長適性で掲示板に載れただけで、総合力で世代4位というわけじゃないです。2000mに縮めてどうなんでしょうか?それにまだまだひ弱で、「レースを使った疲労がない」わけがないでしょう。

東京11R
エプソムカップ
◎6.エイシンヒカリ
○2.サトノアラジン
▲8.アーデント
△4.ヒラボクディープ
△11.フルーキー
△12.ディサイファ

実は上位人気をそれほど否定できない、難しいレースではないかと捉えています。
気になるのは土日の間にも雨がまた降ったようで、その影響が大きく出る馬場なのかどうか。
しかし予報見る限りだと1日ずっと降るわけではないようですね。雨が思ったよりも降っておらず良馬場の範疇、あるいは曇り空の予報が違ってアッサリ晴れ間が出る、などならディープ産駒が上位独占してしまうと思いますし。
フルーキーは使える脚が短めで、上りが掛かる馬場にならないと…。

というわけで、今日の馬場はエイシンヒカリが3走前のような暴走をしない、武豊騎手が手の内に入れている前提で考えます。斤量増となるフェスティヴタローは、競り合い要員と思わせながら今回雨馬場でないなら役に立たないはず。展開の主導権を握ったエイシンヒカリと、展開を受けて上がり勝負にしたいサトノアラジンとで、アドバンテージが後者にあるわけがない。ということでエイシンヒカリを上に考えてます。このレースが同じメンバーで2000mだったら、サトノアラジンだったかもしれません。
そして逃げ馬が絶対に活躍できない新潟大賞典で大健闘したアーデントを、展開面からの穴で推奨。荒れ馬場渋った馬場得意、さらに1800mに縮むのもプラス。どこかで一つ緩める流れなら、この馬にも十分チャンスがあると思います。
ざっとディープ産駒を上位に並べると、1800m的な持続力で上と言える馬が意外にいないからこそ、サトノアラジンにとっていい隊列、展開にはならないと思うんですよね。
ディサイファはこれまでのレースぶりを見てると、馬群の外を回る形だと案外競馬が下手に見えるので、少し下げてます。フットワークの綺麗な馬ではないので、雨のほうがいいのですが…。







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