前日情報へ戻る



【東京8R】
◎2.レアリスタ
○5.サーストンコラルド
注7.スパーブデイ

 土曜の芝レースは少し内を開けて通る現象が見られた。見た目には気にする程荒れているようには見えず、内を突いた馬の浮上もあった。実際、半分より外の枠の好走はほとんどなかった。あまり外を回すようなタイプはそのままロスがあると考えたい。また、ここはスローか。スパーブデイくらいしか行きそうな馬がいない。速い逃げを打つタイプではなく、上がり勝負を想定。ロスなく立ち回れる枠で、前走の末脚も確りしていた3歳馬レアリスタ。下手に詰らなければ抜けてこれるはず。指数的に少し抜けている降級馬サーストンコラルドも素直に評価。前走も僅かな差。同じ過ちを繰り返す騎手でもないだろう。あとは展開を利してスパーブデイの残り目は考える。レッドソレイユは加速が遅い面があり、レース振りとしても不器用。伸びてはくるだろうが、連対圏まで届くかとなるとなかなか微妙に思う。


【東京10R】多摩川S
◎4.ダンスアミーガ
○3.マーブルカテドラル
▲2.ダイシンサンダー
△17.マカハ

 現状の内枠有利、降級馬と考えると、この3頭はハンデが重くても仕方がないように思う。特にダンスアミーガは大幅に相手弱化。事実上トップハンデだが持ち時計も優秀だし、速い時計にも切れ勝負にも対応可能。おそらく逃げるであろうカーバのペース次第になるのだろうが、あまり厳しくなるような面子でもなさそう。ダイシンサンダーはスローなら脚を使える、というタイプ。ただし、前走のように時計が速いと限界も垣間見える。それならマーブルカテドラルで足りて良い。能力と時計対応力ではマカハは侮れないと思っているが、さすがに枠が不利か。また、距離も実績があるのは500万下時代のもの。このクラスだとやはり1400mがベストか。


【東京11R】エプソムC
◎2.サトノアラジン
○6.エイシンヒカリ
▲12.ディサイファ
△11.フルーキー
△5.ユールシンギング

 リアルスティールもキズナも、全姉のラキシスもそう。父ディープインパクト×母父ストームキャットはなかなか成長に時間が掛かる血統だが、近走の内容からはサトノアラジンの本格化と見る。相変わらず速い時計が出る馬場ではあるし、それでいて前走の時計も、終いも◎。スムーズに捌ければ一気に重賞勝ちが見える。対するはエイシンヒカリ。前走の前後半ほぼ同じラップは見事というしかない。それでいて楽勝。アイルランドTでは直線外へ外へと膨れていったが、そういうことが無ければ逃げ切りまで考えていいだろう。時計や実績からはディサイファも捨てられない。フルーキーは時計が速いと負け、時計が掛かった時の方が好走している履歴。この3頭より上に置く根拠は乏しい。一角崩れがあれば。時計が速いとおそらく厳しいし、外回しも不利だが、一応少しだけ注意したいのはユールシンギング。コース適性は問題ない。一時期は全く前が出ないくらいに硬くなってしまったが、前走は幾分マシになっていた。寒い時期はあまりよくないか。少しずつだが出来が戻りつつあることは気に掛けておく。





前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||