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【東京7R】
◎10.エグランティーナ
○4.レイヨンヴェール
▲15.ベルプラージュ

 指数的には3頭しかいない、ということになる。時計的にもエグランティーナは問題ないのでは。ベルプラージュは基準1番人気というのは少しバレている感もあるか。あまりスタミナのあるタイプではなく、スピード活かせる1700m以下が向くタイプ。マイルは初でも合うとは思う。


【東京11R】安田記念
◎13.ヴァンセンヌ
○6.モーリス
▲9.リアルインパクト
注15.ケイアイエレガント
△1.サンライズメジャー
△10.フィエロ

 素質的にはモーリスとヴァンセンヌの2頭。どちらも下のクラスから勝ち上がってきた馬で、勝ち方としても底を見せていない。ヴァンセンヌはフラワーパークの仔ということで1400mにまで使われることになったが、馬体からも前走内容からも1400mが距離不足なのは明らか。距離延長なのはプラスだが、時計面を示していないというのは不安点の一つ。示す機会が無かっただけなのだが、馬体からもあまりにも高速決着だと不安だった。だが、金曜の雨の影響か、土曜は極端な高速馬場という印象ではなかった。それなら勝機はある。あとは、今の馬場、差しが効かないことはないが、スタートが早い馬ではないとはいえ、前走のような最後方では絶望的。もっと前、中団〜好位からの競馬でもちゃんと伸びる馬。

 モーリスは転厩してガラリと馬が変わった。この馬にとってはダービー卿CTの相手でも弱かったということになるが、この馬が示した内容は優にGT級。相手は強化されるが、十分に足りるはず。モーリスと同厩舎のリアルインパクトは4年前の勝ち馬。オーストラリアのGTに遠征し好走してきた。相手のレベルが分からないが、その前の阪神CやキャピタルSから復調気配はあった。戻ってきているのなら決して侮れない存在。

 履歴と馬体から、案外消せないというか、字面上は何の不備もないように思うのがケイアイエレガント。牡馬相手でどうかというくらいだが、距離やコース実績、持ち時計、GTからのステップなど、嫌う要素が見当たらない。近年は500kg前後の大型馬ばかり好走している。牝馬ながら今回のメンバーでも最も馬格のある馬。注意はしたい。

 マイラーズCは京都に移ってからもそうだが、阪神時代から見ても、勝ち馬が出ていない。94年ノースフライトまで遡って漸く出てくるが、当時は中京1700mだったようだ。先述したように、馬格的にはフィエロは合格点だが、この馬の負け方としては良い脚が一瞬だけということだろう。瞬発力は良いものを持っているが、スタミナがないか。さらに、スワンS、マイラーズCともスローとはいえ、サンライズメジャーの方が先着している。つまり、サンライズメジャー対フィエロで見ると、サンライズメジャーが2戦2勝。フィエロの前走は仕掛け遅れはあったが、3列目以降ではそういうリスクがあるのは当たり前。分かっている不利を受けて脚を余しましたは言い訳にはならない。





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