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東京10日目11R オークス(G1)

 桜花賞組は予想だにしなかった超スローとなり、押し出される形で先頭に立ったレッツゴードンキは折り合いがつき、前後半の4ハロンで4秒差もある上がり勝負に持ち込むことができた。レッツゴードンキは、距離延長での課題を指摘されるが、桜花賞での後半3ハロンを11秒3−10秒7−11秒5でまとめ上げた内容から、マイルが限界という走りではない。母のマルトクは短距離で活躍したが、血統背景は中距離タイプで、気性の問題で短距離を使われていた。デュランダル産駒からオークス馬が輩出されたように、1つ間を挟むことで本来の血統背景が本馬に出る可能性は十分にある。そう考えれば、母の父であるマーベラスサンデーが生きる可能性は高く、二冠制覇に期待したい。

 相手も桜花賞組と考えているが、スローを敗因としているなら、レッツゴードンキより上がり3ハロンを上回っていなければ、展開に泣かされたとは言えないだろう。その条件に当てはまるのは、、アンドリエッテとクルミナル、そしてキャットコインの3頭。特に、アンドリエッテはそれまで先着を許した馬たちに桜花賞で先着しており、距離延長での魅力も含め対抗とした。

◎レッツゴードンキ
○アンドリエッテ
▲クルミナル
注キャットコイン
△ルージュバック
△ミッキークイーン
△シングウィズジョイ
△ディアマイダーリン




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