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中山8日目11R 皐月賞(G1)

 今年のクラシック路線を占う上で重要なステップレースと考えているのが、札幌2歳Sと共同通信杯の2レース。札幌2歳Sは、最初から最後まで12秒台という異色のラップをロングスパートの大外強襲を決めたのがブライトエンブレムで、共同通信杯はキャリア1戦のリアルスティールが馬群を捌いて見事に重賞制覇を果たした。この上位組が弥生賞、スプリングSできっちり結果を残している。

 その2つのレースの上位組が人気を集めているが、札幌2歳Sと共同通信杯でともに4着と健闘し、毎日杯で接戦をモノにしたミュゼエイリアンが10番人気と全く人気がない。ホープフルS、京成杯、弥生賞より時計の速い葉牡丹賞で厳しいラップを経験し、その後スタートを決めるようになり前々でレースを進めることができている。これが今の中山で最も武器となる。脚質に幅が出た点でブライトエンブレムより成長が窺え、リアルスティールやドゥラメンテとは小回り中山で脚を封じ込めることも十分可能。低評価を覆すだけの材料は十分揃っている。

◎ミュゼエイリアン
○ドゥラメンテ
▲リアルスティール
注サトノクラウン
△ブライトエンブレム
△ダノンプラチナ
△キタサンブラック




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