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【中山3R】
◎5.エリオットベイ
○3.ウインエスパシオ
注15.コスモポッポ

 この世代、一線級は強いが、さすがに未勝利にはもう駒が少なくなってきた。土曜は先行決着が多かったが、馬場というよりも、スピードで劣るから差せない、という構図かもしれない。なので、先行馬を中心に考えれば、前走内容優秀なエリオットベイが順番か。コスモポッポも京都でのものだが、時計はある。雨予報があっても、脚抜き良い馬場も東京でこなしている。スタートが安定しないようだが、積極策を打てれば残り目はある。あとは初ダートのウインエスパシオ。芝では限界という印象。馬格はあってダートでもパワー負けはしないはず。内枠なので、砂(泥)を被らない位置は取りに行って欲しい。デストリーライズでは差し遅れになる可能性が高いか。


【中山11R】ダービー卿CT
◎10.モーリス
○2.マイネルメリエンダ
▲3.シャイニープリンス
注9.クラリティシチー
△6.コスモソーンパーク
△1.カオスモス
△4.インパルスヒーロー

 土曜は速い時計が出ていたが、明日は雨予報。ちょっと馬場が読みにくいので、少し広く構えておきたい。

 注目したいのはモーリス。とにかくここ2戦のパフォーマンスが圧巻だが、馬体的にも3歳時とは比べ物にならない程良化している。スタートがイマイチなのは気掛かりだが、スローでも切れ味を発揮できるし、若潮賞では中団には付けられている。

 好相性の東風S組みだが、上位4頭は考えたい対象。その中でもシャイニープリンスの状態の良さや中山適性は評価したい。クラリティシチーも展開が向いた面があるとはいえ、かつてはスプリングSでモーリスと3、4着ということもあったくらい、力関係に大差はないだろう。しかし、気になるデータとして、過去のこのレースで、キンカメ産駒が全滅ということがある。時計面の更新も課題として残っている。

 インパルスヒーローはなんとも判断がし難い。先行できたのは収穫だが、果たして復活なのかどうか、半信半疑。3歳時の京成杯AHは初の右回りということもあったが、昨年のダービー卿CTでは6着とはいえ僅か0秒2差。悪い履歴ではないと思う。時計が掛かって楽な展開が望めればか。ブレイズアトレイルも調子は良さそうだが、さすがにこの脚質は博打要素が強過ぎる。位置を取ろうという気もないようだし、展開が向いてどこまでという扱いにしかならない。

 そこで、もう一頭注目したいのはマイネルメリエンダ。ご存知このコースは内枠有利。このコースも3着内率100%。東京新聞杯は7着とはいえ0秒3差だし、馬場が悪過ぎた面もある。雨量次第では東京新聞杯時程時計が掛かる馬場にはならない可能性もあり、そうなれば立回りの上手さは活かせそう。持ち時計の面でも、上位には置ける。あとはここ2走は大敗だが、昨年は大外枠から2着したカオスモスが、今年は最内枠というアイデア。

 コース適性の高さ、雨で時計が少し掛かるのも歓迎、となるとコスモソーンパークに目が行く。しかし、どうも高齢馬は辛いというデータもあるようだ。近走を見る限りデキはずいぶん良さそうだが、当日の時計次第か。

 クラレントはGVなら、という面はあるが、トップハンデ、大外枠と厳しい条件が揃ったか。エキストラエンドも中山で良いというタイプでもないだろう。





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