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【中山6R】
◎12.ルールソヴァール
▲6.タマノブリュネット
○1.ダイワインパルス

 時計的には55秒を持っているダイワインパルスとフクノグリュックだが、前走はHペース。追い込んだフクノよりも先行して粘ったダイワの方に価値を見出せる。立回りも上手そうで、再度内枠なら。それでも、スピードという視点ではどの馬もジリっぽさは否めない。それなら距離延長のルールソヴァールに注目したい。体型的には1800mでも大丈夫。東京の上がりの速いところでは目立つ脚色というわけではなかった。全兄のサウンドトゥルーも1800mで勝っているし、やれる下地はある。芝ではさすがにスピードで劣ったが、長く良い脚を使えるタマノブリュネットをダート戻りで見直し。フクノグリュックはいつでも展開待ちなだけに、人気で狙いに行くタイプでもなく、相手までが妥当。


【中山11R】フラワーC
◎1.アルビアーノ
○12.ディアマイダーリン
▲3.ノットフォーマル
注10.ホワイトフーガ

 時計が掛かる馬場ということもあるが、やはり1800mということで、マイル以下ではいまひとつスピード不足、決め手不足という馬が集まることが多いレース。逆に言えば、きちんとしたスピード馬の参戦はほとんど無かった。そこにきて、今年はアルビアーノの参戦。2戦ともスピードの違いを見せ付ける内容だったが、このメンバーに入れてもスピード面は最上位になるはず。確かに体型的には距離が長い不安はある。長い目で見た時には、短距離向きだと言って良いと思う。それでも、今回に限れば、スピードで圧倒できても不思議ではない。それくらい、他が例年の多くの馬同様、スピードには限界が見える馬ばかりだからだ。
 逆に、例年通りと考えるならば、脚長に焦点を当てたい。東京では速い上がりにも対応したが、札幌でも長く脚を使えていたディアマイダーリン。休み明けで成長あれば尚良い。フェアリーSの内容は平凡なものだが、それは毎年のこと。それでもノットフォーマルは脚が長い方だし、コスモネモシンが2着という例もある。基準だとずいぶん人気がないが、きんもくせい特別のように、小回りも距離も問題ない。特別強調したくもないが、このメンバーだと下げる理由もあまりないと思う。
 脚長でスタミナということなら、初芝になるがホワイトフーガ。持続力はかなり高いし、前走で一定のスピードも見せた。負かした相手も弱くない。今年はダート路線も豊作で、能力的に侮れない存在。


【中京11R】ファルコンS
◎13.フミノムーン
○18.ブリクスト
▲4.ビヨンジオール
注15.レンイングランド

 昨年はなずな賞を勝ったタガノグランパがアーリントンCを挟んでこのレースを勝利。やはり、直近の中京で勝っているというのは適性の証明になる。フミノムーンは前走内容も良かったし、ここは素直に評価して良い場面か。時計が掛かる所でなら評価できるブリクスト。新馬をこのコースで勝っているし、こうやまき賞でも時計が掛かる中京は克服済み。ビヨンジオールは1400mでも問題はないが、ここ2走が最後方からの追い込み。展開待ちの面はあるが、ペースが流れれば追い込みも十分届くコース。展開が厳しくなるとしても注目したい先行馬はレンイングランド。決め手では劣るだけに速い流れの体力勝負は歓迎。





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