スタッフコラム一覧へ戻る



【中山11R】弥生賞
◎5.ブライトエンブレム
○3.シャイニングレイ
▲4.サトノクラウン
注9.クラリティスカイ

 少頭数だが、ジャストフォーユーがいるのならスローにはならないのではないか。上がりを使えない馬なので、離し逃げの戦法は正しい。もちろん、それで500万を押し切れない辺りは現状の限界も見えるが、ペースを流してくれるのなら、ブライトエンブレムに流れが向きそう。マイルでは距離が短いのは明らかで、素質的にもここで劣ることなはい。馬体も着々と増えているし、成長を期待したい。
 素質で見れば、実質4頭。ブライトエンブレムの他に、シャイニングレイとサトノクラウン、クラリティスカイ。完成度で見るならクラリティスカイ。距離はなんとかこなせていい範囲。シャイニングレイはホープフルSの段階ではまだまだ未完成。それでも器は相当。不器用なタイプで小回り中山というのは本来なら気になるところだが、少頭数だし、先行力があって、ホープフルSでこなせているというのは大きい。サトノクラウンも伸び代はまだあるが、完成度もある程度高め。切れ味は鋭いが、腰が甘く、中山コースには少々不安が出る。ティルナノーグやダノンメジャーを物差しにするとベルラップやトーセンバジルにはあまり興味を惹かれない。


【中山12R】
◎12.サトノネプチューン
○7.トーキングドラム
▲13.キネオピューマ
注8.コスモミレネール

 サトノネプチューンは上がりに限界があるのは見え見えなのだが、スローで行きたがるのを必至に抑えて直線まで我慢させて上がり負け、というのを繰り返している。気性面に難しさがあるのは確かだが、もう少しなんとかならないものか。芝ではまだ底らしい底を見せていないトーキングドラム。このメンバーなら勝負になっていい。
 おそらくコスモミレネールかピクシーホロウが逃げるのだろうが、コスモが残せているのはスローの時だけで、競り合う要素がない。スローならコスモミレネールのケアは必要だが、同時に脚の速さということならキネオピューマ。時計が掛かっている今の馬場なら。





スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||