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★本日のメイン

小倉11R
和布刈特別
◎5.メイショウソラーレ

中内田厩舎に転厩してから、一度1000万を勝ってる馬です。
復調気配さえ掴めれば、ここでは力を出してくれるものかと。この条件も好走してますしね。

京都11R
斑鳩S
◎9.ダンスディレクター
○13.エイシンスパルタン
▲7.エイシンペペラッツ

アイディアはありません。
メンバーが煮詰まってきていて、昇級馬にしか親味はないはずです。
エイシンスパルタンの1000万勝ちはトラックバイアス恩恵だとは思うんですが、今の京都も前が残りますよね。

東京11R
ダイヤモンドS
◎2.ステラウインド
○11.シャンパーニュ
▲9.ニューダイナスティ
△14.タイセイドリーム
△16.フェイムゲーム

今の中央競馬では、まともなステイヤーなどほぼ存在しません。と、同時に、ステイヤー気質があるタイプだったとしても、中距離馬にスピードでやられてしまう展開しかないはず。3000m超級の距離で、本当のスタミナ勝負になる程の展開を作らないからですね。必ず道中ごまかしポイントがあり、その流れに潜り込めてうまい形で脚を使えた馬が運よく勝てているというのが、ステイヤー部門の現状でしょう。
その一番の理由は、調教や騎手の乗り方などもありますが、ステイヤーに向く条件戦が全く存在せず、スタミナ豊富スピード速力不足の馬が勝ち上がってくるルートが潰えているから。
ですから、こういう長距離重賞に登場するのは、だいたいが上がり目のない脚部不安馬や単純なスピード不足(それがすぐステイヤーだとは決して言えません)、勢いがあるとは言っても中距離馬、という組み合わせになります。
そういう組み合わせの中で、ゆるいペースが頻発し、中距離馬がなんとかごまかして脚の遅いステイヤー候補をやっつけているというのが、今の長距離界の現状です。
なので、適性ベストではない馬同士だけに、単純に斤量の軽い方を評価するということ。
ステラウインドは、馬体だけ見れば中距離馬でしょう。クセのある走りをしているものの、気性の良さで距離をこなしてるだけです。しかし、内枠を引き、道中引きつけて競馬ができる条件を得て、相手もそれほど抜群のステイヤー性能を見せるでもない、という有利があるのならば…という考えで推奨します。
そしてシャンパーニュは、唯一ステイヤー性能を抱えながら、正規ではない出世ルートを経て重賞に登場した例でしょう。ステイヤーとしての期待はむしろこちらにありますね。そして流れが瞬発力勝負に寄ったとしても、ある程度軽斤量でごまかしが効くと証明したのが前走。積極的に菊花賞に出てきただけはありますよ。








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