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【東京8R】
◎10.ゴールドメイン

 かつてこのコースで勝ったのは3歳時。古馬相手に減量騎手を乗せて52kg。スタミナがあり、そこそこの上がりには対応できるし、前の方での立回りも可能。そして何より鞍上超強化。字面は揃っているように思う。展開を引っ張りそうな馬となると、ソムニアシチーやエルヴィスバローズか。指数上位でもあるエルヴィスバローズは新潟では逃げでも追い込みでも好走したが、東京では上がり不足という負け履歴。ただし、スローに落とさなければいい話で、締まった流れを作れた場合の渋太さは評価できる。そうなると差し追い込みも浮上可能な展開になる可能性があるが、ここはむしろそういう展開希望の馬が多い割りに人気なので、ケアしたくない気持ち。


【東京10R】雲雀S
◎10.マンボネフュー
○12.オースミナイン
▲14.オメガヴェンデッタ
注11.マカハ

 近2走出遅れているジョーオリオンの出方次第ともいえるが、それでも比較的短距離馬が多く参戦している印象で、緩いペースにはならないのではないか。厳しいペース歓迎なのがマンボネフュー。いい加減にどうにかしてもらいたい。オースミナインは重賞でも好走歴のある馬。前走の反応はイマイチだったが、58kgでは仕方がない面もある。定量戦で見直しはできるし、きちんと良馬場ならディープが強い東京芝だった。オメガヴェンデッタは大型馬で大トビ。加速は速くなさそうなだけに、ペースが流れるほうが良さそう。そんな馬が前走は直線で壁になってしまい仕掛け遅れ。外枠ならそういう心配は減らせる。マカハも得意コース。


【東京11R】共同通信杯
◎8.ドゥラメンテ
◎3.アヴニールマルシェ
▲10.アンビシャス
注1.リアルスティール

 アヴニールマルシェとドゥラメンテの素質が抜けていると思う。それでいて、どちらもまだ完成形ではなく、まだまだ上積みも期待できる現状。どこまで強くなってくれるのか、ダービーが楽しみな馬。非常に甲乙付け難いが、スケールでは僅かにドゥラメンテか。
 2連勝のアンビシャスも注目したい一頭。加速も良さそうだし、新馬ではMペースながらも切れ味を発揮。上がりだけの馬ではなさそう。リアルスティールも評判馬の一頭。前走の内容も良かったし、負かした2、3着馬も直ぐに勝ち上がっている。相手が弱かったというわけでもないだろう。ただ、全兄のラングレーが3歳秋頃になって漸く成長が追い付いてきたように、こちらも馬体面からはまだ成長余地がありそうに見える。救いは兄よりもスピードがあること。ここでも好勝負はできて良いと思う。他は素質的に底が知れてしまった馬ばかりで、あまり興味を惹かれない。





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