出 馬 表へ戻る



★本日のメイン

中山11R
ポルックスS
◎6.ランウェイワルツ
○12.ロイヤルクレスト
▲8.タガノゴールド
△13.イッシンドウタイ
△14.リキサンステルス
△2.マーチャンテイマー
△1.タイムズアロー

師走Sの2〜3着馬は明らかに恵まれている内容に見えました。記録がイマイチなのに馬場状態に恵まれたもので、本質的に中山適性があるとは思えません。
阪神2000mに合う伸びやかさが足りないのに健闘してたランウェイワルツが、ここなら巻き返すという考えで臨みます。断然人気の割りに怖い要素は多いですけども。
ここの所中山で本当に調子が悪い内田博幸騎手も、今日のラインナップなら奮ってほしいですね。
条件の合わない格上重賞に出ていたロイヤルクレストの巻き返しが本線。個人的には、ノースショアビーチよりスピードある馬だと思っています。

トウシンイーグルはだいぶ腰が甘い馬で、間延びした条件の方がいいタイプでしょう。東京2100mなど。
それと山内厩舎なので、タフな条件揉まれる流れでは信用しない方がいいです。
ランウェイワルツ信用から薄目をケア、という決着ではないでしょうか?

京都11R
シンザン記念
◎6.クイーンズターフ
○4.レンイングランド
▲8.ヤマニンマンドール
注9.グァンチャーレ
△12.ナヴィオン

今開催に関しては、どうもグリーンベルトの効果が弱いようですが、一応過去の傾向に即した考察をします。
この京都高速馬場開催のシンザン記念は、それまで2歳10〜12月の京都・東京・阪神・中山開催のマイル戦の総決算のような位置づけになります。記録的な面で。
ジェンティルドンナのように将来物凄くなるような馬が、未勝利の記録が遅くてもここでアッサリ通過されてしまうパターンはしょうがないです。
しかし、未勝利や500万下B級レベルでの記録しか持ってない馬同士の集まりで、おそらく超大幅な上積みはないかもしれない…というメンバーなら話は別。
2歳後半に1分35〜37秒台の記録で争っていた馬が、このシンザン記念になると急に通用ボーダーが上がるので戸惑ってしまう、というのが主題。
1分34秒台前半から馬場状態次第で1分33秒台の決着に必ずなるので、だからこそグリーンベルトを上手く活かすだの、勝ち馬が毎年サンデー系あるいは実績格上外国産馬しかいない、という話が出てくるんですね。
速いタイムを出すだけの素養が馬にあるのか、あるいは図抜けた瞬発力を持つ血統なのか、絶好枠を引いた上でスピード優位の流れに乗れるだけの背景があるか、を調べると言う手順になります。

今のところ人気になっているダッシングブレイズは、新馬戦が超スローで、前走は1分38秒台で接戦負け。
いくら今年のメンバーが弱いから対応可能に見えても、いきなり記録を2秒から3秒引き上げろと言うには酷な履歴に思えます。いいローテーションではないでしょう。
人気ばかり先行していたサトノフラムも単純にスピードの次元が一枚低いだけのようですし、ナヴィオンも実はちょっぴり速い記録の決着になると途端に脚が止まるタイプ。
おそらくグァンチャーレも、あまり褒められる過程ではないと思うんです。出遅ればかりしてるスクリーンヒーロー産駒で、いちょうSの流れ込み入線こそありますが、実際にいい記録・好走履歴がありませんね。

なので今回は、単純に前走勝っていて上積みの方だけを考えればいい馬を重視しました。
この条件得意なディープインパクト産駒のクイーンズターフ。そして、ダート→短距離のものとは言え連勝の勢いをバカにできないレンイングランド。
「スピードを隠し持っている」という期待が持てる馬が、突如巻き返せる相手関係だと捉えれば、未勝利戦で1分34秒台前半を記録してるヤマニンマンドールも褒めていいと思います。

サンデーの意志を継げる素質馬が単純に減っているにも関わらず、馬場ばかりがどんどん高速化しているというところでギャップが起きているのが今の中央競馬。
サンデーの直系の資格がある馬にしか、挽回や変わり身チャンスはないという時代はしばらく続くと思うんですよね。






出 馬 表へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||