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【中山1R】
◎14.ユウユウ
○16.ポッドフィズ
▲8.オージーアイドル
注7.アンジュデトワール

 1200mに戻ってユウユウの見直し。使える脚が短そうで、東京では上がりも辛そうだった。上がりが掛かる中山でなら。同様に、前走は上位が好時計だったポッドフィズ。このメンバーならチャンスはある。オージーアイドルはモタれる面が残っている。特に前走は鞍上が全然扱えていなかった。ハミ換えあれば面白い。


【中山10R】仲冬S
◎4.ラピダメンテ
○1.タマブラックホール
注11.インディーズゲーム

 タマブラックホールは追い込みという不安定な脚質ながら、このコース9回走って3着内率100%という安定感は恐れ入るが、やはりいつでも勝ち切るためには展開待ちなのは否めない。夜の雨で脚抜きが良くなりそうなので、先行馬をまずは考えたい。それならラピダメンテ。脚抜き良い馬場は得意。セン馬で基本逃げ馬なのに馬群で砂を被らせようとする前走の騎乗は正直謎だが、得意コースでの見直しは可能。インディーズゲームは脚抜き良い馬場が得意で末脚も堅実なタイプだが、右回りは苦手か。


【中山11R】ディセンバーS
◎7.ウインマーレライ
○12.レッドレイヴン
注13.マックスドリーム
△1.ムーンリットレイク

 馬体上位なのに、いまだにビッシリとはいかず、さらに福島TVオープンの時は鉄橋鉄まで履いて来てしまう、ある意味困った存在のレッドレイヴンだが、ここも鉄橋鉄を履いたままでも、多少太くても、それなりに好走してしまうのだろう。適当に上位に置いて放っておきたい気持ちだ。
 見直し筆頭としてはウインマーレライ。開催通して内有利が顕著だった今年の秋の福島だが、福島記念は道中最内を通った馬で掲示板独占。2頭分外というだけでもう伸びなかった。そんな状況でウインマーレライは15番枠。道中もずっと外。どんなにデキが良かろうが福島適性が高かろうが、そんなものは何の役にも立たなかった。3歳馬だが重賞メンバーで見劣りすることはなかった。レッドレイヴンが相変わらず困った状態なら頭も狙える。
 時計も上がりも掛かる状況で差し優勢となれば、マックスドリームにとってはもってこいの状況。むしろここ2走が時計や上がりに対応してのもの。7歳にして新たな一面を見せるとは驚きだ。中山2敗はどちらも重賞。OP特別なら。ムーンリットレイクは57kgになってしまうのは仕方がないが、このメンバーではやはり重い。春の絶好調からすれば緩やかにデキが下降線。実績あるコースではあるが、あまり強い期待はしにくい。


【阪神11R】朝日杯FS
◎16.ブライトエンブレム
○15.タガノエスプレッソ
▲9.アッシュゴールド
注14.クラリティスカイ
△2.ダノンプラチナ

 今年は500万下勝ちまでの賞金900万で抽選対象に。いちょうSが重賞になり、アイビーSが復活。今年は全てのレースで勝ち馬が違うため、それぞれのレースから馬が集まった印象だ。それなら単純に力上位を素直に選ぶという方針で良いのではないか。むしろ、そうなることを望んで中山から阪神に移したはず。

 素材評価としてはブライトエンブレムが1番手になる。個人的にはクラシックまで乗れると思っている。間隔が開くのがどうかだが、細身で仕上がりは早いタイプ。順調に調教が詰めていれば問題ないと思う。また、雨もこの馬にとってはプラスか。

 続いて、デイリー杯2歳Sの上位2頭。前走の内容はほぼ位置取りの前後差という程度で、タガノエスプレッソとアッシュゴールドは現時点ではほぼ同程度の能力と見て良いと思う。道悪だと仮定した場合、バネの良いタイプのタガノは若干不安。アッシュゴールドは兄と似たピッチ走法。オルフェーヴルのダービーに見るように、道悪はこなせる可能性が高い。

 これに次ぐのがいちょうSからクラリティスカイ。クロフネ産駒らしく骨量と馬格があり見映えはなかなかだが、トップスピードという意味ではそれほどでもない。ただ、今阪神も時計が掛かり気味だし、雨の影響も考えれば評価していいと思う。

 ダノンプラチナは完成度としてまだまだ。阪神JFでは未完成の素質馬が勝つこともあるが、中山で行われていた朝日杯では完成度の方が優先された。阪神に移ってどうなるかは見てみないと分からないが、そのまだまだの状態であれだけのパフォーマンス。ここでどの位走れるかは注目したいと思っている。





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