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阪神6日目11R 朝日杯FS(G1)

 いちょうSから1カ月半後に行われたベゴニア賞。勝ち時計の比較では、いちょうSが0秒8速いものの、秋の東京最終週だったベゴニア賞は、いちょうSで掲示板に入った馬たちが出走し、上位争いを演じていた。その点から、時計だけの比較ではなく、対戦比較の上でも物差しとなる。

 ミッキーユニバースがいちょうSでは0秒3差の3着、ベゴニア賞は0秒5差の2着だったが、ベゴニア賞を制したダノンプラチナは、ミッキーユニバースに並びかけていく時が全くの馬なり。追い出しを我慢し、一気に突き放した内容は、時計以上の評価が十分できる。テンションの高さを心配されるが、今回は栗東に滞在しての調整で、ブラックエンブレムの内から楽に交わし去った追い切りから順調さでもアピールできる。

 アッシュゴールドは、デイリー杯2歳Sこそ2着に敗れたが、競馬を教えていく過程で早い時期から結果を出している点は、オルフェーヴルに匹敵する資質を感じさせる。札幌2歳Sでロングスパートから差し切ったブラックエンブレムも含め、上位は拮抗だ。

◎ダノンプラチナ
○アッシュゴールド
▲ブライトエンブレム
注クラリティスカイ
△ネオルミエール
△ナヴィオン
△タガノエスプレッソ




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