ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

春以来の中山開催です。この競馬場はあまりにもコースの癖があり過ぎて「こんな競馬場いらねーよ」と思うことも多かったんですが、無いなら無いで中山が恋しくなりますｗ。やはり競馬というのはいろんな競馬場があって、それを転戦していくからこそ面白い、ということです。「瞬発力」という新潟・東京の競馬から「スタミナ」という中山の競馬なので、そのギャップを的確に突いていけるのかどうか？が問われます。難しいのは百も承知ですが楽しみです。ツンデレですなｗ。

【ステイヤーズＳ】

前走が１年ぶりのレースだったファタモルガーナだが、馬体を見る限り状態の良さが目立っていて、レースの内容も上がり１位の競馬で２着とは大接戦。今回は２年前に２着した条件。この馬は遅咲きのディープ産駒だと思ってるので、今年は勝ち負けまで持っていけると思う。

スカイディグニティは過去に戦ってきた相手が違うしスタミナ戦は得意の馬。叩かれて今回が適条件ということだと思う。ホッコーブレーヴも日経賞、天皇賞・春の結果を考えればここでは完全に力上位。前走はエクイロクスを塗ってきたが、状態は良かったので叩かれた今回で巻き返しがありそう。クリールカイザーは前走の厳しい展開を先行して２着に粘った内容は立派。昨年は５着のレースだが、力をつけてきた今なら。

スズカデヴィアスは前走のような軽いレースを勝っても、このレースには繋がらないと見る。デスペラードは昨年の勝ち馬だが、明らかにここ２戦のデキがもう一つ。ただ昨年も冴えなかったデキで勝たれているので、ここの適性は異常に高いのかも。

◎ファタモルガーナ
▲スカイディグニティ
▲ホッコーブレーヴ
注クリールカイザー

【金鯱賞】

エアソミュールは天皇賞に出ていたら勝っていたんじゃないのか？というのが毎日王冠の内容。それだけの余裕を持って瞬発力勝負に対応できていた。ただ金鯱賞は流れは緩くならないので、厳しい流れだった札幌記念で５着だったというのが不安材料だろう。もちろんデキ自体は当時より上がっていると思うので、同じ結果にはならないと思うのだが。

狙いはサトノノブレス。小倉記念を捲って勝った内容が秀逸で、完全に負かした相手も夏場絶好調だったマーティンボロ。流れが厳しくなる競馬は歓迎のクチだ。不安な点は競馬を投げてしまったオールカマーのような競馬をされてしまうこと。ラストインパクトはかなりデキが良さそうで、今年の小倉大賞典のように長く脚を使う競馬は得意なので、ここは適性が高そう。ウインバリアシオンは２度目の屈腱炎明けで目標は次。ここで無理をする理由がない。

◎エアソミュール
▲サトノノブレス
○ラストインパクト

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