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★本日のメイン

東京11R
東京スポーツ杯2歳S
◎1.サトノクラウン
○9.クラージュシチー
▲3.グリュイエール
△2.アヴニールマルシェ
△7.マイネルシュバリエ

単純に良い馬を選べば良いというレースなんですが、前予想の解釈としては「良い馬がどこにいるのか」を考える作業のはず。
すなわち、「仕上がり早でキツイ経験を経た馬が有利なのか、秋の京都東京新馬まで・良くなるまで待機した馬のほうがいいのか」の選択でしょう。
そして本来、新潟2歳S帰りや札幌2歳S帰りというのは、決して良いローテーションではないのです。続けて使えず間隔が半端に開きますし、ペースや展開、総合的な適性も大きく違うからです。
逆に本格的な中距離レースを狙いたいという馬は、10月半ばあたりに一つ勝っておけば、東スポ2歳までは厩舎に置いてみっちり乗り込めるという算段。
なので、重賞を経てここにやってきた馬は、放牧先でどう過ごしたかがポイント。また、前走新馬未勝利1着馬は、厩舎のランクと中間の追い切り内容強化の様子があるかどうかがポイントとなるのでしょうかね。放牧先で9割仕上がるなら、イスラボニータのような厩舎背景でもいいと。また、ここ2年ほど早熟・重賞帰りが優勢なのは、美浦や栗東より有力放牧先で調整したほうが馬が強くなる逆転現象が起き始めたのではないか、という予兆かと思うんです。
なので、アヴニールマルシェの中間内容がいいものに見えないのは、もう調整を終えてる?という意味でも気になります。藤沢厩舎はもう自前調整しないで任しているということでしょうか?
新潟2歳Sで出遅れ後方からレコード決着の流れを差し込んできたのは、確かに能力の証明でもあるんですが、新潟2歳Sの好タイム決着は疲労が残るためかその後の競馬ぶりの自由が効かなくなり、先に続かないという傾向もあります。東スポ2歳Sは純粋に瞬発力を競うレースですからね。今の内有利馬場でmzた出遅れ後方大外回しに徹するのなら、スピルバーグのコピー。そういう馬だけ造って東京コース狙いに徹するならわかりますが、確率がいいとも思えません。
ここは、新馬戦でも見所ある勝ち方をして、厩舎が本腰入れて鍛えて出した過程が目に見える馬を推奨したいと思います。

まずサトノクラウンはいい内容でしょう。1週前にムーア騎手で本追い切りを終えているのも好感持てます。一番も推奨理由は馬体と上積み度合いなんですが、その期待に十分応えられる過程だと思います。
クラージュシチー、グリュイエールもなかなかの馬だと思っています。

京都11R
醍醐S
◎8.ダンスディレクター
○11.アットウィル
△1.マコトナワラタナ
△9.テイエムタイホー
△14.シゲルカガ

短距離路線の準オープンは頭打ちが続いてる馬が多く、実際速いタイムを出すことを競うとなると柔らか味と集中力が必須なので、昇級戦であまり壁にならないということも多いでしょう。
クラス補正をしているのに、1000万を勝った時の指数が準オープン掲示板の馬を飛び越えるということは、それだけクラスの差がなく拮抗してるということ。
なのでダンスディレクターとアットウィルのIDMの抜け方は、決して間違ってはいません。おそらく今回のメンバーに限り、それだけくみしやすい相手関係になったということでしょう。ここは素直に2頭ともに評価。アットウィルはソエがだいぶ良くなったんでしょうね。





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