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★本日のメイン

福島11R
福島記念
◎15.ウインマーレライ
○6.ムーンリットレイク
▲12.トーセンジャガー
△5.フィロパトール

今年も福島記念に向けて調整され3連覇を目指すダイワファルコンですが、決して状態がこれまでと同様に良いとは言えないですよね。
これまでも大敗してたところから一変した経緯があるだけに、軽視できないと感じるだけです。冷静に見直せば、明らかに緩めが残ってますし、これまでレースで気の悪さを出しまくって大敗を続けてきてたのを一向に改善させる気配がなかった説明がつきません。
それと同時に、どうしてもダイワファルコンを見過ごせないと感じるのは、絶好調(仮イメージ)のダイワファルコンを差し置いてまで推奨したいと感じる馬が出てこないのも一因でしょう。
福島記念は毎年2分を切るどころか、1分57秒台も時には起こりうる水準のレースですし、基本的には高めのレベルが要求されがちで軽ハンデはローカル回りばかりしててオープンも勝ちそびれる馬では、手出ししにくいと感じるのも道理。
そこまで良いと思えない状態で2度もこのハードルをクリアしたダイワファルコンの方が、頭打ちのオープン級よりまだ保証がありそうと感じてしまうのも無理はありません。追い切りも良かったわけですし。

しかしその高いボーダーに、ウインマーレライなら届いて良いのでは?と思います。
追い切りの内容が非常に良かったこともありますが、前回目の前で見ていて馬体もかなり充実してる印象がありましたから。
その毎日王冠は瞬発力が足りずハッキリ物足りない結果に終わりましたが、福島記念に向けてかなり良い叩きになったのではないかと。上昇しかないと言えるのはこの馬だけでしょう。
1800mだと一瞬足だったのが、前回新潟記念でかなり良い脚色だったトーセンジャガーには注意したいところです。

メイショウナルトは、夏場だけ追い切りの様子が一変し、サマーシリーズが終了するとガタッとトーンが落ちてますね。昨年も好調ピークのメリハリがつきすぎてた馬なので、今回は下げたい場面。昨年もオールカマー以降はかなりグダグダな戦歴でした。小倉記念ぐらい走れれば勝つのはわかるのですが…。

東京11R
オーロカップ
◎16.カオスモス
○4.プリムラブルガリス
▲8.アルフレード
注5.コウヨウアレス

ローカル、京都の重賞に挟まれた谷間の開催ですが、この東京に残ってくれたムーア騎手がどうしても人気してしまうようですね。しかしカオスモスはこれまでも実績がある馬で、1400m得意を前回レース振りで証明しているだけに、大きく下げる材料が見当たらないとは感じます。
前回ちょっとしくじった印象があるプリムラブルガリスは、改めて今回も。
要注意は、展開予想でも上位に来ていて、メンバーとハンデ考えると足りるのか?となるアルフレード。今回はかなり久々にコース追いに切り替えていて、なかなかいいタイムが出ています。確かに実力は上だったので、脚元の問題を克服できたのならば。

京都11R
エリザベス女王杯
◎6.メイショウマンボ
○10.ヴィルシーナ
▲1.ラキシス
△13.コウエイオトメ

エリザベス女王杯は、距離実績が最重要=4歳以上古馬が有利。
これまで阪神や東京の上り坂瞬発力コース続きだからこそ、マイラーでもある程度距離をごまかして走れた部分があるのが3歳クラシック戦線。もちろん秋華賞まで勝ち上がってきた馬に対してまでそうだとは言いませんが、京都の坂上から相手を察しながら動き出すロングスパート戦は未知の領域であるのは事実。ここらで距離だけでなく、京都コースの重賞がない弱みが出るのだと思います。
特に今回は、秋華賞で厳しいペースを演出した先行馬がそっくりいなくなり、古馬勢にペースを仕切られるというのが一番不利な要素。秋華賞とは完全に流れが変わるわけですからね。
というわけで、昨年上位入線した実績のある馬はすべて重視してます。
ヴィルシーナも、宝塚記念3着ならいかに展開が向いたとはいえ完全復調と言える内容。2年前に見せたスタミナが発揮されれば、今回も上位に食い込めるかと。





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