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★本日のメイン

阪神11R
シリウスS
◎7.トウシンイーグル
○10.ナムライーグル
△5.クリノスターオー
△9.ジェベルムーサ

ダート中距離のオープン・重賞路線は、およそ7割ほどが1800mに集中しています。
今回のメンバーの馬柱を見ても分かりますよね。ざっと印が重い有力馬のを見直すと、5走あれば3鞍か4鞍ほどがダート1800m戦。今回のメンバーの今年最大目標、中央ダートの年末の締めくくりであるJCダートも1800m。
中央競馬でのダート路線というのは、ダート1800mで強さを競う条件と括ってもあまり間違ってません。1900mや2000mはいつになってもG3止まり。東海Sも2300mは止めてしまいました。
すなわち今回のシリウスSは、本来の能力選定からややピントの外れたレースだということ。理想的な強さを求めて鍛錬していけば、この2000m戦で確実に強くなれる…なんてことにはならないんですね。
だから、ダートの2000mとハンデ戦という2つの要件が組み合わさると、まともに強い馬が真っ先にゴールに飛び込むようなレースにはならないということ。この考え方をポイントにしてください。
昨年よりも鍛錬で馬の個体が強くなって、持続力やスピードで押し通せるのでは、と普通は思います。しかし、まだオープンに上がりたてで斤量が軽く、条件的に比較有利という馬がまた勝ってしまうというのがこのレース。
別にレコードタイムが出るわけでもなくマーク戦になりがちで、道中必ずどこかでペースが緩む箇所があり、後続が差を詰めやすくなる。これが解消されて均一なペースにならない限り、格上馬が勝ちやすいレースにはならないでしょう。

オープンで通用しそうなポテンシャルをチラッと見せているものの、まだ実績不足のため斤量が軽い、格上挑戦したばかりの馬。これがこのレースの狙い目です。
というわけで、ダートに路線転換ばかりのトウシンイーグルはハマりそうなタイプ。これを評価します。
基本的に人気の構成は、ほぼ2000mの実績や過去の指数順。あるいは万能性ですか。
しかしハンデ戦では、目に見える同格実績は斤量加算の対象になるわけです。
基本モノサシが通用しない条件では、確実なものよりも可能性有利を高く評価するという、典型例だと思います。

新潟11R
秋風S
◎13.マイネルメリエンダ
▲18.マジックタイム
△4.ハナノシンノスケ
△7.モンストール
△16.ミヤコマンハッタン
△2.アラフネ

今の新潟芝で本当に読めないのが、超がつくスローペースになった時。
特に今回は逃げ履歴も多くまずまず動きはありそうなんですが、どれも不調ぶりが目立ち正直ペースを確定しきれません。
前走1着馬も皆無で大敗からの巻き返しが主題の馬ばかりなら、まうはマイネルメリエンダから入ります。マジックタイムも条件は良いので高い扱いで。
注意すべきは、息が入りすぎて軽量先行馬がなかなか止まらないという競馬になった時ですね。






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