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【新潟3R】
◎5.スエヒロフィオーレ

 2年程前から2歳新馬戦が始まる時期が早まったが、その影響だと思われるのは、もうこの位の時期になると、上積みが何もない馬しか残っていないような状態になる。新馬を始めるのを早めたのなら、3歳未勝利がなくなるのも早めていと思うのだが。ともかく、休み明けの馬にも興味は向くのだが、直近の新潟で走っている方が、折り返しという意味も含めて有利な様子。それならここはスエヒロフィオーレ、ということになる。タカラフローリックも馬体的には1勝は可能な馬だとは思うが、それが今回ではないかもしれない。


【新潟11R】新潟記念
◎12.ユールシンギング
○13.マーティンボロ
▲7.アドマイヤタイシ
注8.アロマカフェ
△1.ダコール

 難しいレースの多い新潟だが、このレースも良いメンバーが揃ったと同時に、非常に難解・混戦だと思う。昨年は新潟記念を待たずしてサマー2000チャンピオンが決まってしまったので、メンバーが揃わなかったが、今年はチャンスのある馬がちゃんと出てきているので、あまり変なことは考えずにおこうと思う。

 新潟大賞典を勝っているユールシンギングはコース適性の高さを見せた一頭。瞬発力では劣るが、長く脚が続いて速い上がりも対応可能。状況を考えても、適性や馬体からは十分推せる。課題は間隔が空いたことと斤量の2点。GU勝ちもあるだけに、このハンデは仕方がない気がするが、メイショウナルトがいるなら超スローにはならないだろうし、きちんと格並のペースで流れてくれれば。
 マーティンボロの決め手もここでは上位に置けるはず。中日新聞杯の結果を参考にすれば、ユールシンギングより斤量は有利。加速力の差では勝れると思う。
 メイショウナルトのスピードは魅力があるが、正直、新潟適性という意味では微妙なのではないかと思う。ハンデもきちんと背負うし、楽になる要素を見つけにくい。

 馬体的には戻ってきているアドマイヤタイシ。前走は大きく崩れたが、展開が厳しかった。時計対応はできるどころか、2年前の新潟大賞典で1分56秒台。今年の新潟大賞典の時は馬場の悪い内を通ったし、休み明けで息も出来ていなかった。もう一度見直すことはできる。見直しということならダコールも。渋った馬場が苦手な馬だが、ものの見事に雨に祟られた近走。久々に良馬場でできそうなら。

 アロマカフェはどちらかといえば福島の方が向いているタイプだとは思っている。が、東京や新潟で上がりの速いところでも先行して渋太い競馬で上位に食い込むことができている。このタイプなら、むしろメイショウナルトが引っ張ってくれるなら好都合になる可能性は考えたい。





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