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札幌5日目11R 札幌2歳S(G3)

 デビュー戦の勝ち方が鮮やかで、直前の芝での追い切りも抜群だったジャズファンクが除外となったのは非常に残念だが、かなり粒揃いのメンバーとなり、確実に来年のクラシックにつながる重要な1戦となった。

 その中で、北海道シリーズでのデビュー馬以上に、東京や福島での新馬勝ちの馬に魅力を感じるが、◎はブライトエンブレムとした。出遅れ、大外から追い込む形で見事な差し切り勝ちを収めたが、時計以上に強さを感じた。最終追い切りは、ハロー明けの大渋滞の中、かえって実戦形式のような形で馬群の中にいるような道中の運びで進めることができ、最後の伸びも上々。2カ月ぶりの実戦でも、きっちり仕上がっている様子が窺えた。小回りにも対応できるセンスも感じ、長い目で追いかけたい馬だ。

◎ブライトエンブレム
○アドマイヤガスト
▲フォワードカフェ
注レッツゴードンキ
△ミッキーユニバース
△スワーヴジョージ
△マイネルサクセサー
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<土曜の狙い馬>
札幌2R ◎サトノラーゼン
 ハイレベルのデビュー戦で僅差の3着、2戦目は評判馬のトーセンバジルの2着とクラシックを意識できる馬たちに揉まれてきた経験値はこのメンバーでは抜けた存在。相手は、一度使われてガラリ一変が期待できるディアマイダーリンと、馬群を捌いて2着を確保した良血馬・レジメンタルの2頭。

札幌10R ◎ストークアンドレイ
 ペースが落ち着く傾向にあり、追い込み脚質だけにどうしても入着が精一杯となる。しかし、アリュージョンとピュアアイズといった快速馬が揃ったここは、ペースが速くなり捌きやすい可能性が高い。小林徹騎手が騎乗しての追い切りも疲れを微塵も感じさせない動きを見せており、展開利が見込める今回は重賞ウィナーの貫禄を見せ付ける。




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