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★本日のメイン

札幌11R
クイーンS
◎6.スマートレイアー
○1.ケイアイエレガント
▲11.マコトブリジャール
注2.キャトルフィーユ
△7.フィロパトール
△9.アンアヴェンジド

ヴィクトリアマイルが2006年にできるまでは、マーメイドS組のクイーンS好走率はそこそこ悪くなかったはず。
しかし、出来てからはマイル前後の距離、1800m向きで2000m微妙という馬がマーメイドSに出ることはなくなり、ヴィクトリアマイルに強い馬が、スピードのいい馬が集まりがちになりました。
同時に、マーメイドSはスピードの次元は明らかに下がりましたよね。
軽ハンデの軽量馬のラッキー一発激走を狙うか、スピードよりもスタミナの2000m適性向きばかりになり、このクイーンSとの直結性は、だいぶ薄れてしまってます。
馬場が良い札幌小回りのクイーンSで差せる速力のある馬は、ヴィクトリアマイル組とオークス組がほとんどというのが最近の傾向です。
なので、単純にここは、ヴィクトリアマイルで上位に入線した、今年の重賞勝ち馬を選ぶのが基本方針。斤量の不利が全くありませんから。
オークス組の3歳馬は、重賞勝ちしてるレベルで無いと足りないので、今年は軽視。
ワンチャンスあるのが、条件戦からの上がり馬で、メンバーを並べるとIDMが足りてしまう馬。
アンアヴェンジドも馬体はホント良い方なので注意しておきます。

スタミナしかなくて、斤量恩恵で激走したマーメイドS組を小回りのスピード勝負では軽視するというのが主題ですから、今年は条件上がりの馬でも届きそうですね。

小倉11R
佐世保S
◎9.マイネルエテルネル
△10.ニコールバローズ
△8.アグネスウイッシュ
△12.カハラビスティー


マイネルエテルネルは、この土日の雨は助かったはず。
筋肉質で硬さのあるタイプですし、昨年一連の重賞挑戦で跳ね返されたように、本当の高速馬場になってしまうと足りない馬なのです。
この佐世保Sは、1年のうちの準オープンの中でも最速タイムを記録していて、2年続けて北九州記念で好走する馬を出してる高レベル戦ですから、足を掬われる可能性もありました。
今回の雨で1秒弱でも遅くなるのは歓迎でしょう。そうなったら、北九州記念で厳しくはなりますが…。

下級条件の土曜芝1200mを見ていても、相変わらず思わぬ馬が激走していて、ポイントがよく掴めません。
今のところは、前走内容はほぼ軽視していて、小倉コースに実績がある馬、さらに言えば夏場になって一変した履歴のある馬に注目しています。

新潟11R
アイビスサマーダッシュ
▲12.アンバルブライベン
▲11.フクノドリーム
▲10.アースソニック
△13.シャイニーホーク
△9.リトルゲルダ

梅雨シーズンを避けて8月近くまで新潟開幕を引っ張り、またここ数年の直線レースの傾向から、枠順が関係なくなり、スピード格がそのまま出る重賞になって来たと言いたくて準備してたのですが…。
土曜日の直線競馬の決着は、「行き切ってラチ沿いを先に確保した馬+馬群後方の外ラチ沿いで溜めていた馬+2列目の外ラチ沿いを進んだ馬」でしたね。馬群の中、馬場の真ん中だと全く最後に伸びきれず。
思わずええ〜…と声が出ました。せっかく格予想しようと思ったらまたそういう馬場に今年はなってるのか?と不満大アリです。何ですかあの2着馬は…。
フルゲートにならなかったメンバー、4歳馬が不在、韋駄天S組が人気してる現状など考えると、適性・枠順予想に戻すべき年なのかもしれません。先に繋がらない今年だけの予想に。

そうやって考えると、まず注目は7〜8枠。
しかし今年の4頭は、バイアス競馬なら確かにこういうタイプを選ぶよな、という特化タイプばかりには感じます。栗東坂路で追い切ってる関西馬ということもポイントでしょう。
格予想なら56kgでも追い切り内容が一番良かったアースソニックで行くつもりでした。

バーバラな中間の追い切りが軽すぎ。間隔が短い輸送もあるとは言え、夏場に絶好調になる馬ではないんでしょうね。
フォーエバーマークは今回は芝コースでずっと軽め。どうして固定した追い切りパターンで臨めないのでしょうか?
セイコーライコウも、いつも軽め軽めばかりですね。この馬的に強いと言われても、これで枠順を逆転して勝てるほどとは思えません。馬自身の衰えはなくても、成長はしてないと思うので、韋駄天Sより条件不利なら下げます。






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