前日情報へ戻る



明日は一年の総決算。ですが難しそうなダービーであることには違いありません。20年も競馬をやってると「ダービーはお祭りで、儲けるレースは平場戦」というようになってきてしまうのは仕方がないでしょう。明日はお祭りを楽しんでこようと思います。
【1R】

キネオメジャーの前走は前後半で4秒違うという追いこみ有利の展開で4着だった。今回は鞍上強化で違う競馬をすればもっとやれる馬だと思う。ハッツオフは1400mがどうか?だが春になって急激に指数を伸ばした馬。こういう馬は崩れにくい。

◎キネオメジャー
○ハッツオフ


【3R】

レディシャングリラは血統的にもダートが向きそうな馬。胴も脚も長い馬で、東京のマイル戦は向いている気がする。デジタルフラッシュは未勝利はいつでも勝てるというIDM。

◎デジタルフラッシュ
▲レディシャングリラ


【むらさき賞】

ヘルデンテノールは素質は重賞級だと思っているが、前走掛かっての敗戦。今回は多頭数でそれなりのペースになれば折り合いも楽になるし実力を発揮できそう。

◎ヘルデンテノール


【東京優駿】

イスラボニータはデビュー戦から完成度が高かった馬で、当時の評価としては2歳重賞戦線は戦っていけるだろう、というもの。裏を返せば3歳戦になると他の馬に追い越されていくだろう、と考えていたのだが、新潟2歳S以外は、皐月賞まで連戦連勝という形になってしまった。今年は強いディープ産駒が不在の歳で、強い馬が出なかった結果だと思う。血統的に距離不安があるのは仕方がないことだが、スローで折り合いをつけられれば自慢の瞬発力は使えるはず。しかし2400mのスタミナ比べみたいな展開になると正直厳しいと思っている。

レッドリヴェールはモニターで見る限りステイゴールドとよく似ている馬。ステイゴールドも420〜30s程度だった馬で、とにかく細かったが、それを体現しているような馬体だと思う。本質的にはスタミナという馬だと思うので2400mになることはプラスのはず。そしてスピードもあるしキレもある。今年の皐月賞のパドックを見ていて「ここにはダービーを意識させる馬がいない」というような手薄なメンバーだと思うので勝っても不思議じゃないと思う。

ワンアンドオンリーはスピードは無いけれどキレ味だけなら一番という馬。まあ典型的なハーツクライ産駒らしい馬だと思う。皐月賞では前残りの展開だったので、あれだけの脚を使えても届かなかったのは仕方がない。東京の2400mという舞台はプラスになりそうだが、自分で動けない馬なのでスローになってしまうと厳しいかもしれない。

トゥザワールドはキンカメ産駒らしく非常に脚が速い馬で瞬間的な加速力が高い。そしてここ2走のデキは素晴らしかったのだが、キレが無いという弱みがあって皐月賞はあっさり捕まってしまった。馬体は素晴らしい馬なのだが、今回もスローの上がり勝負という展開だとキレ負けする公算が高い。勝つとすれば速い流れで底力勝負になった時だと思う。

トーセンスターダムは昨年のPOGで写真を見て「一番良い馬」という判断をした。ただ所詮は写真。想像してた以上にトモ幅がないし動きも硬かった。皐月賞は完全な実力負けである。ディープ産駒は体重が増えると強くなることが多い。この馬の資質は高いと思っているが、皐月賞からの短期間で大きく変わってくるというのは難しいはずだ。強くなるのは来年、かな。

ベルキャニオンは皐月賞のデキが素晴らしかったが脚を余してしまう敗戦。前走は乗り替わりで完勝したが、デキが落ちてしまった。今回もう一度良い状態に仕上げられれば面白い競馬はできると思う。サトノルパンは馬を見ているとマイラーという気がしない。脚を溜めればキレるのは分かっていて、距離さえこなせば通用するのではないか?と思う。ちなみにここ2走はいずれも不利を受けていて能力全開という競馬ではない。アドマイヤデウスは長く脚を使うことは得意で、状況的に嵌れば一発あるかもしれない。今年のトライアル組についてはレベルが低過ぎて正直厳しいと思っている。

◎レッドリヴェール
▲サトノルパン
▲トゥザワールド
注ワンアンドオンリー
注イスラボニータ


【京都6R】

ヒカルカミヒコーキを狙ってみたい。状態は良さそうだが芝では決め手がもう一つ。ダートに新味を求めたのは正解だと思う。トーセンマイティはフィジカルに優れた馬でこのメンバーなら当然勝ち負け。ドラゴンスパンは減量起用の先行策なら面白いかもしれない。

◎トーセンマイティ
▲ヒカルカミヒコーキ
▲ドラゴンスパン






前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||