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【東京7R】
◎16.マルシアーノ
○11.オリアーナ

 相当馬場が軽く、時計が速過ぎ。パワー型では限界がある。メジャープレゼンスは馬体的にも上位だし、前走もかなり厳しい競馬だったので見直せるが、今回ではないか。マルシアーノはダート馬としては非力にさえ映る馬だが、今はその位でよさそう。砂を被るのも良くないのなら、この大外枠は買いか。オリアーナは前走の時計で走れるならここも上位可能だろう。基準だと人気薄だが理由が分からない。


【東京10R】東京優駿
◎16.レッドリヴェール
○5.トゥザワールド
▲2.ワンアンドオンリー
注13.イスラボニータ
△10.ベルキャニオン
△17.トーセンスターダム

 あまり深く考えないことにした。単純にこの1年間で、牡馬でダービーを意識できた馬は一頭も居なかった。そして牝馬レッドリヴェールの参戦。ウオッカの年も全く同じことを思っていたが、当時は牝馬がダービーというのもまた意識の外だった。しかし、前例が出来た以上、もう特に躊躇することもないのだろう。
 牡馬からは主に皐月賞上位馬を、というよりは、弥生賞上位馬を、という感覚。今年は皐月賞本番よりも弥生賞、スプリングS方がキツイ競馬だった。後ろを2馬身半離しているトゥザワールドとワンアンドオンリーは確実に世代上位の評価になる。
 スプリングSにはベルキャニオンが出ていたが、6着では能力に不安が残る。全兄のカミノタサハラは無事だったらダービーを勝っていてもおかしくなかったが、さすがに少し物足りなさを感じてしまう。トーセンスターダムがこの距離で、広いコースで、というのは間違っていないのだが、スピードを示した履歴が無いというのが痛いポイント。距離適性やスタミナはあるのかもしれないが、スピードで劣る馬がダービーを勝てるのだろうか?この2頭に残された希望はディープ産駒であるということだけ。
 1年前は、イスラボニータを追い抜く馬がどれだけ出てくるのか、という想いがあったが、結局皐月賞まででは、牡馬では一頭も現れなかった。皐月賞からの一ヶ月で大きく勢力図が様変わりすることはそうそう無いだけに一応の評価。


【東京12R】目黒記念
◎1.プロモントーリオ
○9.ラブイズブーシェ
▲7.ラブリーデイ
注16.コスモロビン
△10.アスカクリチャン
△15.ムスカテール
△3.アドマイヤブルー
△11.アウォーディー

 精査してみれば、スピードはあるがスタミナを示していないか、スタミナはあるがスピード不足、のどちらかしかいないというメンバー。なかなか両方を示してくれている馬はいない。基本的にはスタミナ条件なのだが、近年は時計も速く、それに対応できないと辛い。東京が得意でかなり長く脚を使えるプロモントーリオに注目したい。前走は上がりの競馬だったし、日経賞は出遅れて流れの外。東京でなら2500mでも、とは考えても良い。
 スタミナがあり、実は時計が速くても大丈夫となるとラブイズブーシェが浮かぶ。決め手では劣るタイプなので勝ち味に遅いのは仕方がないが、昨年の福島記念のようなレコード馬場にも対応できるし、有馬記念は展開恵まれとはいえバテることはなかった。近走もデキが悪いわけではなく、嵌る条件一つだと思う。
 ラブリーデイはスピードは十分だがスタミナを示した履歴がない。あまり体型的にもスタミナタイプには見えないし、有馬記念の敗け方からは、それも当たっているのだろうとは思っているが、スローなら、という扱い。コスモロビンは今年で3年連続での出走になるのだが、一昨年と去年、両方とも直線で詰るという競馬で脚を余しての負け。大外枠で詰るようなことはあまりないと思うが、スムーズなら、ということは考えておく。
 アスカクリチャンとムスカテールは適性は高いのだが、近走を見る限り調子が戻っていないか。アドマイヤブルーとアウォーディーはスタミナはあるタイプだがスピードが無い。時計対応という面では厳しいと思うが、ハンデ込みでなら許容しても。




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