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先週の傾向が全く役に立たないとは。さすがローカル。


【新潟1R】
狙いというよりも、土曜の結果が通用するのかの確認をしてみたい。土曜のダート1200mは2鞍あり、そのどちらでもラスト3F目で一旦緩むラップ構成だった。中京では良くあるが、新潟では珍しい。結果、前有利展開になるわけだが、ここはそれならヤマニンキュルミネがどこまで残せるか、ということが焦点。指数的にはダブルフェイスが逃げて圧勝しても不思議ないだけに、これは気にしない。指数的に足りないヤマニンキュルミネが2着に残るようなら、そういう傾向、と捉えていいのだろう。そういうペース・展開になるだけに、パワーは関係ない、という土曜でもあった。


【新潟5R】
▲3.スズカヴァンガード
◎11.ダブルミッション

 スズカの乗り替わりはプラスなのだ、選ぶ条件が違う、という気がする。土曜にあった2400mに出てたら勝ってるだろう。決して速い上がりが得意なタイプではない。ここはひとまずダブルミッション。新馬戦はメンツが揃っていたということだろう。割と下位だった馬も勝ち上がっている馬が多い。上がりの競馬での好走だったし、条件はあっていそうだ。


【新潟11R】新潟大賞典
◎16.レッドレイヴン
○10.ユールシンギング
▲11.エクスペディション
注12.アドマイヤタイシ
△5.マジェスティハーツ
△8.メイショウナルト

 土曜の外回りの結果からは何も見えないので普通に予想。甲斐路Sや中日新聞杯の負けからは、案外小回りの方が向いているかもしれないが、レッドレイヴンの能力はここでも優に通用するもの。脚は続くし、早めに動けば瞬発力不足は補える。逆に、長い直線でこそなのがユールシンギング。硬い馬場も新潟で勝利しているし、最も勢いに乗れそう。確たる逃げ馬もいないのでスローを想定すれば、エクスペディションも捨てがたい。昨年の新潟記念では逃げて2着という履歴もあり、ペース次第では展開を作れる強みがある。アドマイヤタイシは休み明けで仕上がりは鍵だが、調教関係の指数が良い様子。いきなりでも注意か。切れはあるマジェスティハーツに、立て直せていればのメイショウナルト。メイショウナルトは結果的に前2走は体も増えすぎだったということなのではないか。450kg前後が動ける態勢か。


【新潟12R】飛竜特別
◎16.アンウォンド
△11.アスペンサミット
△14.モーニングムーン

 土曜に勝ったエイシンテキサスはかなり硬い馬だった。速いのは分かるが、普通なら速いだけで捕まり役。風の影響もない1000m万下なら55秒台を想定していたが、まさかの56秒台。かなり時計が遅い。先週は未勝利でも56秒台。クラスに時計の差が全く出ない。そのくらい時計が掛かるのなら、硬い馬が勝つのも納得できる。それならここはアンウォンドしかいないだろう。エイシンテキサス同様かなり硬いが速い。土曜の結果を踏まえればこれが勝つということになる。ちなみに、土曜は2、3着も硬い馬。先週とは傾向が全く違かった。ここでも硬い馬を選んでいくなら、アスペンサミットやモーニングムーン辺りか。


【東京11R】NHKマイルC
◎10.ミッキーアイル
○5.ショウナンアチーヴ
○12.ショウナンワダチ
注4.ロサギガンティア
△8.サトノルパン

 何故タガノグランパが居ないのか。明らかにマイラーなのだが、ダービーに出したいということなのだろうか。こちらなら勝ち負けだと思っていたが、出ないのなら仕方ない。ひとまずミッキーアイルは評価するが、脚質的に逃げ切りが難しいコース。大事なのはスピードのコントロールだが、それは鞍上がここまでずっと教えてきているし、溜めを効かても他とはスピードが違うという結果だ。仮に負けても、大崩れまではいかないのでは。NZT上位2頭は普通に評価。どちらもコース替わりは問題ないだろう。はやり逃げは苦しいとなれば頭まで。ロサギガンティアもマイラーとしてはかなり良い馬だが、意外と、皐月賞経由で勝った馬は過去1頭も居ない。が、相手候補としては筆頭扱いでもいいと思う。サトノルパンは非力だが切れ味はある。過去の例でならコティリオンに近い。勝つイメージは全く無いが、相手でなら。





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