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★本日のメイン

新潟11R
新潟大賞典
◎12.アドマイヤタイシ
○5.マジェスティハーツ
▲16.レッドレイヴン
注13.サクラアルディート
△4.カルドブレッサ

新潟大賞典の適性を考えるなら、持続力タイプっぽく見せかけて自分のリズムで走れれば速い上がりを出せるタイプを選ぶとか、徹底的に超脚長を選ぶなどあるんですが、今年はそういう水準に踏み込めないほど騎手が不安です。
森一馬騎手は新潟やれるんでしょうかね…。柴山騎手の新潟外回りのアレさ具合もありますし…。
活きのいい4歳馬が前日時点では人気になっていますが、おそらくそれは純粋に馬優位での評価でしょう。
ちょっと偏り過ぎているように感じたので、改めて高齢馬を見直してみました。

アドマイヤタイシは、乗り込み量も良さそうですし、中間もかなりいいタイム出していますね。
この馬は新潟適性があるというよりも、このクラスで57kgを背負わなければ単純に我慢が効いて安定していると言うタイプ。適性評価では真っ先には出て来ません。
なので、ローテーションに不安がある今回は、適性でも突き抜けていなければいろいろ次点以下の扱いになってしまう…と言う評価でしょうけれども、昨年連対した時と同様に丸山騎手がそのまま乗れているというのが好材料でしょう。
NHKマイルCとの兼ね合いで、まともに騎手を用意できない陣営が多い中、思った以上に仕上がりが良く、用意も万全に見えるという体制を評価します。

京都11R

◎1.ルナフォンターナ
○8.ニンジャ
△17.スギノエンデバー
△16.ワキノブレイブ
△9.フレデフォート

ルナフォンターナが、本格化するのが遅れて1000万クラスで若干うろついてたのは、池江泰寿厩舎があまりコテコテのスプリンターを造るようにしてなかったせいじゃないでしょうか。
クラシック向き、あるいは2000m前後で戦う牡馬ばかり輩出してる厩舎で、このルナフォンターナも最初2000m前後を使っていましたね。
その後も、ちょっとは1400mやマイルで融通が効く体つきになるように微調整していたから、ピントが合わずハマる体になっていなかったんでしょう。
1200m専門で使ってる馬は、500万下クラスでもほぼ、いや全くいない厩舎ですからね。
こうやって「1200mで決めるぞ!」と方針を切り替えてから、やっと本物になってきたのではないかと思います。もちろん馬の成長を待ってた背景もあるかも知れませんが。

そういうわけで、この馬はちゃんとオープンでも戦える、イヤ即勝ち負けレベルの馬だと思うんですよ。4走前に中山の1000万で負けた時から思ってました。
抜群に素材のいい関西馬が、中山の芝1200mでコロッと負けるのに、いつの間にやらオープンまで到達してる…相変わらずのパターンですね。
超高速馬場の短距離で最内枠を引けて、おまけに有力他馬は大外の方に追いやられてます。これは運もあるでしょう。ここは勝たないと、と思いますよ。

超高速馬場実績を持ってる内枠有力馬で探したら、目に付くのはニンジャの6走前、北九州記念2着。
前走見ても馬体は結構持ち直してるように感じたんですよ。前走前で競馬させたことが先に繋がれば。

東京11R
NHKマイルC
◎10.ミッキーアイル
○6.ベルルミエール
▲16.エイシンブルズアイ
△12.ショウナンワダチ
△15.アドマイヤビジン

強い逃げ馬という評判が固まっていて、強力なメンバーとはまだ戦ってない、NZTを経由してないマイラー。冬を越す過程で体が減ったこともあると。
コパノリチャードの時のような不安は大いにあります。
ただ、それでもミッキーアイルは上に置きますね。

ミッキーアイルの登場から、音無厩舎が持ち直してきてて、現在厩舎リーディング5位。
今回出走しているメンバーは乗り替わりだらけで、前哨戦で燃え尽きたのかやけに追い切り軽めの馬も多いです。ショウナンアチーヴはその両方の不安がありますしね。
本来の路線から急転換させた、あるいは主戦騎手を決められない程度の馬しか集まっていない。相手の方が順調さを欠いたメンバーばかりだという運もあると思うんですよ。
IDMが1頭だけちゃんと2〜3抜けている馬であれば、先行馬は本当に強力。展開上の有利を素直に信用、そして後ろに続く先行勢が弱いと言うラッキーも、味方に付くと思います。

IDMが足りてなさそうな組で狙うなら、ベルルミエール。
実績は500万勝ちで終わっていますが、先行勢総崩れのファルコンS&NZTで好位で押し切りそうになった競馬振りが偉いでしょう。
厩舎ランクも大して上がっていないのですが、高橋亮厩舎は最近良い方です。好調な馬がダメになるようなことは少なくてもないレベル。
1週前にしっかり、当週が弱めと言う追い切りでしたが、前走と同じぐらいの調子さえキープしていれば、ミッキーアイルが握る展開に上手く乗っかれるのでは。

NHKマイルのワンチャンスは、持続力的な追い込み馬。
馬群の中をスイスイ縫って2着する、と言う例はほぼありませんが、馬群の外を大回しし、その馬だけが勢いに乗って勝つというのは、マイネルホウオウやピンクカメオなどでも見られる現象。
なので半分より外の枠、なるべくなら6・7枠から選びたいです。もちろん、前走で捲りか追い込みでそこそこ好走している馬を選ぶべき。
アドマイヤビジンは、追い切り指数は前回の方が良かったのですが、今回の方が動きのまとまりとしては良く見えましたね。






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