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★本日のメイン

福島11R
福島牝馬S
◎4.レイカーラ
▲1.ウインプリメーラ
▲14.フィロパトール
△12.サトノジュピター
△10.トーセンアルニカ

例年、圧倒的な成績を誇る福島牝馬S組を否定する方向で行きます。
使い詰めでもう上がり目薄いメンバーしか集まらず、他の路線から馬が来ないから、ほぼ同じメンバーでやるから、適性的に中山芝1800mを使った馬の連鎖が起こるんですよね。
今年の福島芝は、その前提がちょっと覆っているように感じるんです。
まず、1回福島では前走中山芝を使ってきた馬が、福島牝馬S以外の条件でもそもそもかなり優勢でした。

◆年・年月別集計
前走場所:中山
集計期間:2012. 4. 7 〜 2014. 4.20
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年・年月 着別度数 勝率 連対率 複勝率
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2014年 2- 4- 6- 64/ 76 2.6% 7.9% 15.8%
2013年 14- 8- 13-154/189 7.4% 11.6% 18.5%
2012年 12- 9- 16-145/182 6.6% 11.5% 20.3%
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これが今年は、全然勝てていません。
勝ち負けしてる馬の内訳を見ても、10週以上の休み明けだったりして、2回3回中山組ではないんですよ。
あの芝を使ったダメージが、かなり大きいのではないかと考えているんです。
そもそも中山牝馬S組は、かなりお疲れモード寸前で、馬体面で威張れる良さがあるわけではないですからね。

逆に、十分休養を経て臨むレイカーラは、前走東京新聞杯で戦った相手も強く、フレッシュな強みが大きいはず。
ウインプリメーラも、京都で走った分だけここで走れれば十分足ります。そのようなアプローチで、当日のパドックを見てみたいんです。

阪神11R
錦S
◎10.シェルビー
△14.ノーブルディード

超高速馬場の開幕週ですよ。
馬によっては、持ちタイム・記録の大幅更新を見込まないと、この条件のマイルでは足りないのでは?
その意味で、勝ち切るかどうかはハンデ的に怪しくても、シェルビーの安定感は抜けているはず。
3月阪神のマイルを勝った馬は、馬場補正したIDMが高くても、単純に遅いタイムの決着で勝った馬なので、「あと2秒速く走りなさい」というのが厳しいはず。
単騎逃げ濃厚なノーブルディードを軽く抑えるべきでしょう。この馬は持ちタイムありますし、今回は転厩2戦目の上積みが期待できます。

東京11R
メトロポリタンS
◎9.エクスペディション
▲11.プロモントーリオ

メトロポリタンSは、開幕週1日目の東京芝2400m。
勝つ馬は、いつも豪快に勝ちますよね。のちの重賞・G1勝ち馬がこの舞台を使っていたということもあります。
ダービーやJCターフと同じ舞台で、ポテンシャルを最大限に引き出した結果そうなるわけです。
しかし、完成途上の段階でこのレースに出走する前は、決してIDM◎などだったわけではありません。
「このレースでこの舞台でメチャクチャ強い競馬をしそうなタイプ」を選ぶのがこのレースのコツですが、「現時点で能力上位が確定している馬を選ぶ」わけではないのがポイントですね。

サトノアポロは、東京コースでそもそも勝ち星がありません。スピードの壁が一つ見えた、シンボリクリスエス産駒です。
トップスピード持続力で言うなら、新潟と小倉の重賞で勝ち負けしているエクスペディション。鉄砲で勝ち切る馬ではありませんが…。
それと、前走の内容がこんなものじゃないと思えるのが、プロモントーリオ。
芝に替わって条件戦は底を見せてません。前走は大敗しましたが、太めもありました。前脚をガツガツ叩きつける走りが、芝慣れして改善されれば、もうちょっと大きな伸びしろがある馬だと思うんですよね。
ゴールドヘイロー産駒は世間で思われているより優秀だと感じます。






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