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中山8日目11R 皐月賞(G1)

 Bコースとなった先々週はさほど時計の変化はなかったが、カレンブラックヒルが内から差し返す競馬を演じ、先週から中山の芝の時計が速くなり、やはり内を通った馬の健闘が目立っている。内枠の馬は少し割り増して考えるのも一つの手だし、持ち時計のある馬の評価を挙げるのもありだと思う。

 アドマイヤデウスは、2走前のあすなろ賞で、2000mを経験した馬の中で唯一の2分を切る時計で勝っている。その時の2着はシャンパーニュだが、シャンパーニュは次走でサトノアラジンを破って勝利を収めた。そのサトノアラジンは、キーポイントになる重賞で常に上位を賑わしていた存在だったことを考えると、今回の有力馬との直接対決はないものの、十分通用する力を示している。

 若葉Sと弥生賞が同タイム。馬場差を考慮すると、弥生賞の方が評価は上がるのは確かだが、当時より時計勝負になる点は若葉Sのレース振りが直結できる面もある。まして、アドマイヤドン産駒ながら瞬発力を秘め、他のメンバーと比較しても上回るだけの数字も残している。

◎アドマイヤデウス
○ワンアンドオンリー
▲イスラボニータ
注キングズオブザサン
△ロサギガンティア
△トゥザワールド
△アデイインザライフ
△トーセンスターダム




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