前日情報へ戻る



★本日のメイン

福島11R
福島民報杯
◎2.アロマカフェ
○13.アクションスター
▲16.セイクリッドセブン
△3.ミエノワンダー
△1.ペプチドアマゾン
△7.セイルラージ

福島の芝はかなり深いようですね。障害レースの映像を見ていると、ところどころ剥げてるように感じますが、概ね深い芝で覆われていて時計が掛かる決着が続いています。
あんまりスピードが必要ない、捲り追い込み決着もそうそう生まれない、となると必要なのは単純な福島コース適性。
と言っても、福島未経験馬だらけで優位劣勢をそう簡単に決められはしないのですが…。
◎○▲にはおそらく福島得意なんじゃないか、と思われる馬を並べました。

アロマカフェは文句ナシですね。重馬場外伸び馬場のラジオNIKKEI賞を若干重い方のハンデで勝ち、福島向きの機動力と重たい馬場の適性を同時に示しています。
薄手ながら脚長で飛節の折りが深く、上がり33秒台の決着では上手い具合に脚を使えないタイプ。
最近府中で勝ちましたけど、あれは外人騎手の神騎乗あってのもの。ディープ産駒が活躍するような状況では、本来出番がない馬です。
IDMも足りますし、ここは狙い目だと思います。

アクションスターとセイクリッドセブンは、それと似たような体形論ですね。そこまで数字的な根拠があるわけではないです。
あそこまで瞬発力勝負でダメなタイプなら…という発想ですね。
セイルラージも、距離が延びて実は良いタイプなのではないかと思っているのですが。

ラブイズブーシェの福島記念3着は、軽ハンデと内枠を上手く活かした結果で、オープン別定戦で勝てるほどではないのでは?
福島記念→有馬記念で激走した反動が尾を引いているように感じますし…。
ケイアイチョウサンも、ラジオNIKKEI賞を勝ちましたが、54kg+福島の別定戦では通常発生しない差し方で勝ったので、アロマカフェとは違いあまり適性がいいタイプとは思ってません。
レッドレイヴンはオープンの別定戦で足りる、標準的なスタミナがないんじゃないかと思えるぐらい根性がないですね…。ずっと評価を下げておきましょう。

中山11R
春雷S
◎5.ミヤジエムジェイ
○2.ハノハノ
▲11.プレイズエターナル
△13.ヘニーハウンド
△9.サイレントソニック

12月〜3月の阪神・中山・中京芝1200mは、いろいろな要件(芝質+エアレーション作業の効果)があって時計がかなり掛かったレースばかりでしたね。近5走ぐらいを比較すると良く分かります。
アフォードのラピスラズリS勝ちが1分9秒4、その他この冬に条件クラスから駆けあがってきたレオンビスティー、ワキノブレイブ、ツインクルスター辺りも勝ちタイムは微妙。
季節が変わって春一番もあり、例年の桜花賞週よりも約1週間ぐらい引きさげられている日程ですから、芝がかなり復活して来てるのを皆さんも感じているのでは?
中山の芝、結構いい方ですよね?かなり緑色が復活して来ていて、ニュージーランドTも1分33秒台が出ました。
この春雷Sも、雨が降った時はともかくとして、1分8秒前半ぐらいのタイムで決着することが多いんです。今年はそれよりも1週遅く、芝の復活度合いが目立っているわけで。
まあ、馬場叩きを少し入れてる関係もあって内側がマシだろう・馬場も硬いだろうという推測もありますが、1分7秒台で決まってしまったら、上で触れた12〜3月の活躍馬は完全にアテが外れることになります。
アフォードは「時計が掛かる中山」だろうという前提があって人気しているわけですからね。京都コースの良馬場だと全く通用しないように、基礎スピードが低い馬なんですよ。
そういう馬が裏切られる馬場状態なのではないか、と言うことをここでは問題にしたいのです。

なので狙いは、昨年夏〜秋にこのクラスに上がってきてて、前走は不向きな条件で一叩き→ここに臨むと言うパターンの馬。休み明けでもかまいません。スタミナ戦ではないと思っているので。
オーシャンSで大敗していて馬柱の見映えこそ悪いですが、重馬場になるとズブズブにコケて高速決着で蘇るミヤジエムジェイなどは、今回かなり狙い目になりそうですね。隊列も絶好ですし、前が止まらないのならなおいいでしょう。
ハノハノも同様。鉄砲や叩き2戦目実績が多く、最近の好走歴は全て1分7秒〜8秒前半の決着ばかり。馬場も硬い方が良いタイプです。
そのような目線で馬を選んでいくと、アフォードやツインクルスター辺りは結構厳しくなってしまうんですよね。

阪神11R
桜花賞
◎18.ハープスター
○12.レッドリヴェール
▲13.アドマイヤビジン
△16.リラヴァティ
△9.フォーエバーモア

あんまり選べる馬はいないと思います。
3歳になってから新興勢力と言える完全別路線馬も登場せず、前哨戦はほとんど2歳時に活躍した馬の焼き直しばかり。
阪神JF上位馬を脅かす馬が、ほぼ登場していないはずです。

それと阪神芝コースがここまでディープ産駒天国になってる状況で、唯一のディープインパクト産駒+唯一のピンク色ランクの松田博資厩舎。レッドリヴェールはポジティブに見えたとしても休み明け、須貝尚介厩舎はランクが一つ落ちてると。
自分はハープスターを選ばざるを得ませんね。もちろん追い切り内容も良かったと思っています。
推奨したい穴馬はアドマイヤビジン。1600mで2度負けているのですが、どちらもまだ馬体が若かったころで脚を完全に余したものに見えます。
飛節の折りが特徴的なほどに深く、エンジンの掛かりが遅いタイプなので、ペースが相当上がるスタミナ要求レベルになれば本領を発揮できる馬なのでは。
中間の追い切りも良かったと思いますし、四位騎手もこの馬で3戦目。前走の反省は確実にあると思いますから。
3着争いの水準には十分足りるIDMを見せていながら、馬柱が地味で敬遠され気味、しかし中間の調整は万全という馬ですね。






前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||