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★本日のメイン

福島11R
吾妻小富士賞
◎2.ボンジュールココロ
○16.レディオスソープ
▲8.ケイアイユニコーン
△10.ダイワインスパイア

震災で1年空き、福島コース新装後ここ2年の吾妻小富士賞(1回福島開幕週)の特徴は、最初から差しが決まって時計も掛かると言うことだと思います。おそらく最初は芝が立ってて深いんです。
ここ2年ぐらいは、雨の影響さえなければ「開催が進むごとに時計が速くなる」という経過を辿っています。路盤が緩むことなく、芝もしっかりしているからでしょうね。
開幕週の福島だからと、気性的に危うい逃げ先行馬が複数揃っていますが、馬場が若干差し寄りということもあってなおさら差しやすい背景もあるんでしょう。

なのでこの吾妻小富士賞は、中京や小倉の差し馬場で勝った馬がいいリズムで来る分連荘でやってきたり、距離短縮の追い込み馬のドハマりが目立っていますね。
今回はそういうローテーションを狙うのみ。福島芝1200m実績があって距離短縮は当然いいはずのボンジュールココロ、大外枠ですが福島コース大崩れしていないレディオスソープを中心に。

阪神11R
阪神牝馬S
◎1.トーホウアマポーラ
○7.ヴィルシーナ
△4.スマートレイアー
△3.エピセアローム
△13.アミカブルナンバー

阪神牝馬Sは、古馬牝馬限定重賞路線の中で唯一の1400m。
スローペースばかりが続く古馬牝馬重賞の中で、唯一スピードが求められやすい条件だとも言えます。
だからこそ、中山牝馬S組や京都牝馬S組の成績が異様に悪いんです。どちらかと言えば、準オープンの1400m戦、あるいは牡牝混合OP・重賞で戦ってきた馬の方が明らかに追走スピードの面で優勢。

トーホウアマポーラは、このレースの前哨戦と言ってもいいうずしおSの勝ち馬。ラップ的にも全く問題ありませんし、枠順が大きく変わったわけでもなし。相当安定して走ってくれると思います。
ヴィルシーナは、前走東京新聞杯にて先行しています。東京新聞杯はあの順延競馬ですし、例年の同レースと比べて異様に速い暴走ラップを刻んだ、先行勢総崩れレース。
今回は展開が明らかに楽、戦う相手もグッと楽になります。スランプが続いているように見えますし初距離、おまけに56kgなのですが、それでもここは買いの場面だと思います。

その他、ちゃんとしたスピードレースを戦ってきた馬を上に見ます。

中山11R
ニュージーランドT
◎9.ショウナンワダチ
△2.イタリアンネオ
△4.イダス
△8.メイショウコルノ
△12.ショウナンアチーヴ
△15.ベルルミエール

どうでしょうか?単純な適性競馬ならイダスやショウナンアチーヴ、展開競馬ならベルルミエール辺りをちゃんと評価すべきだとは思いますが…。
おおまかな見立てとして、重賞を勝ってない馬同士が争う場合、「短距離重賞路線」と「クラシック路線」のどちらのレベルが高かったのか?という問題ありますね。
そして大抵、そういうぶつかり方をした時はクラシック路線の馬の方が勝ちます。それはペースが厳しいから。
マイル以上の距離だと、一瞬の加速力・仕掛けの差のワンチャンスの争いとなりにくく、総合力勝負となるのが、競馬の経験が少ない3歳馬同士の争いなんです。

なので、そのようなレベル差を考えると、やっぱりレースの質としては共同通信杯組の方がファルコンSよりも上に感じます。
レース内容や馬の素質としては同レベルかも知れませんが、ショウナンワダチはやってきた相手の差、不向きな距離で息を入れる訓練をしてきた差が、こう言う場面で出ると思うんですよね。





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