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【中山9R】房総特別
◎2.タイセイマテンロウ
◎11.ファンデルワールス
○12.エターナルムーン
△7.エネアド

 重賞でも9秒台を僅かに切るのがやっとという馬場。1000万下なら9秒を切ることはまず無いだろう。それならタイセイマテンロウでも押し切れる。前走は20kgも数字が減っていたが去勢明けなら仕方ないか。レース内容はこの馬なりには走っていてたが、中京でテンから速い逃げは必ずと言って良いほど捕まる。今の中山なら同内容で走れば上位は可能だし、枠も良い。ファンデルワールスは単純に1200mで見直し。エターナルムーンも時計が掛かる状況なら得意だし、3、4走前の勝ち馬は今やOP馬と重賞勝ち馬。エターナルムーンが重賞級だとは思わないが、得意条件であることは確か。アドマイヤサブリナやレッドエレンシアでは、今の馬場に対しては非力すぎだと思う。もっと時計の出る状況でないと。エネアドは2走前の内容からは一考の余地はあるが、人気では妙味が無く、ご遠慮願いたい。


【中山10R】東風S
◎2.シャイニープリンス
○7.ゼロス
△1.ケイアイチョウサン
△12.コスモソーンパーク

 シャイニープリンスは、指数、展開、枠、馬場、おそらくほとんどの条件が揃っているのではないだろうか。サッと馬柱を眺めただけでもこれしかないように思う。ゼロスは1800m以上だとどうしても折り合いに気を使う。昨年2着のレース。ここもスンナリ行けるだろう。あとは枠でケイアイチョウサン。中山ならのコスモソーンパーク。ミッドサマーフェアの近走の好調は目を見張るものがあるし、時計が掛かる状況も得意だが、今回は枠で終了か。


【中山11R】中山牝馬S
◎12.アロマティコ
○4.アグネスワルツ
▲6.フーラブライド
注14.キャトルフィーユ
△3.エバーブロッサム

 メンバー的に超スローは考え難い。それならアロマティコの決め手に期待したい。エリザベス女王杯以外はほとんど展開が向かないレースばかりなので、まだまだ見限れない。アロマティコにマーメイドSで先着しているアグネスワルツが先行馬としては侮れない存在か。逃げれば渋太いタイプなだけに、この枠なら行くしかないはず。フーラブライドは実績を積んでハンデは着実に増えているとはいっても、ここに入れての53kgはまだ軽い方だと思う。芝に変わっての近4走は全てスローばかりなので、スタミナを求められてどうかは分からないが、母父メジロマックイーンだし、ダートでも走っていたことから、期待はしても良い。キャトルフィーユはフーラブライドとの愛知杯時のハンデ関係が逆転する。差は僅かだったし、スピードのない馬なので、こういう馬場も良いだろう。ただし土曜は7、8枠は全滅だったのがどうか。エバーブロッサムはコース適性としてはフラワーC2着がある。昨年春の内容を考えれば秋2戦は全く力を出していない。いろいろ敗因を想像はするものの、今回でわかる可能性があるのは、輸送に弱いのではないか、ということ。休み明けでハンデも恵まれてはいないが、関東圏での出走なら一応注意しておくべき。
 ノーブルジュエリーとエクセラントカーヴはスピードのある良い馬だと思う。が、今の中山ではスピードは求められていない。ノーブルジュエリーは距離に不安があるし、エクセラントカーヴの京成杯もハンデと馬場に恵まれた分はある。





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